和風伝奇ノベル『ヒトガタ』
生きた人形を作りその人形に舞をさせるという独特の風習を持った村。
――伊戸久利村(いとくりむら)。
生きた人形を世間から認知されぬよう、村人はこの事を隠し、
ただの舞と思わせて公には話していた。
真実にして神聖な風習は、信仰無き者には知られてはいけない。
それがこの村の思想である。
その信仰の深さは厚く、江戸時代からあり、今でも秘密は守られている。
――どの様にして、秘密は守られ続けているのか?
飛角銀桂さんも言っておりましたが、展開が早すぎでした…。
長めにしたらよかったです。
あと、色々語られていない部分が多かったです。
主人公の過去とか、あの三人の過去とか、村の過去とか…
それがあったら、瀟洒な良作でした。
最初に見て、「『ひとかた』じゃないか!」と友人と大爆笑していました。
特に携帯移植版のタイトル画面と酷似している。
↓これを見れば一目瞭然
http://tencross.com/products/hitokata/index.html
実際やってみて、ストーリーは似てないと思いましたが。
以下は個人的な見解です。
ストーリーは面白いのに展開が早すぎるし、キャラが生かせてない。伏線回収も微妙。なにより、無駄にキャラを出しすぎ。
これやは、ストーリーが短すぎることに影響するんじゃないかと思います。
それこそ「ひとかた」ばりのボリュームで見たかったです。
ストーリーは面白かったので、次回作を期待してます。
あと、オリジナリティは1にしときました。
和風をメインとしたもので、BGMの雰囲気や背景の画像に実写をつかっており、作品のイメージは凄くよかったです。
おしい所としては、ウィンドウが僕的にはちょっと苦手な感じでした。
でも楽しかったです!!