【ストーリー概要】
夏休みにバスケ部の夏合宿のために岡山高原高校に訪れた主人公の小川弘樹。楽しいはずの合宿1日目の夜、部員たちのCDプレイヤーが盗まれるという小さな事件が起こります。寮にはバスケ部員しかいないのに、まさか、このなかに犯人が?
疑念が渦巻く中、一人の転入生が寮生活に慣れるために男子寮にやってきます。彼の名は織田切努。その奇妙な言動をする織田切努は部員達にとって影の差す存在。何事もなく合宿が終わるよう祈る部員達を裏切るように、次の日、再び事件は起こります。部員達で飼っていた犬が何者かによって殺されるのです。
盗難、失踪、監禁、そして予期せぬ最悪な事態。弘樹は様々な困難を乗り切り、事件を解決する事は出来るのでしょうか。
【基本システム】
プレイヤーは主人公の小川弘樹の視点で物語を読み進めていきます。物語の途中に出てくる選択肢を選ぶことにより、後のストーリーに大きな影響を与えることでしょう。自動分岐を含め、分岐点は400個以上あります。
【犯人マークシステム】
特定の登場人物をマークすることにより、物語はその人物を疑った状態で進行していきます。正しく犯人をマークしなければ、事件解決への道は開かれないのです。
【ビジュアルとサウンド】
消火栓はテキスト、ビジュアル、サウンドで成立しています。テキストだけを読み進めればいいというわけではありません。時には耳をすましたり、目を凝らすことで事件解決の糸口が見つかるはずです。
原文:【tokitaさん】
【2017.05.22 追記】
パソコン版は配布終了しましたが、現在はiPhone版のアプリとして公開されています。
犯人推理ノベルゲーム「消火栓」
タイトル画面
移動画面
犯人マークシステム画面
通常画面
ゲームポイント
恋愛シミュレーションツクール2で制作
本格的なサウンドノベル
クリア時間、2時間~5時間
犯人マークシステム搭載
[消火栓]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 制作者
- tokita(公開終了)
- 本体サイズ
- 34MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2004年11月 6日
- お気に入り
- 票0票
有名なゲームですね。耳で、目で、感じるノベル。
マークシステムは凄く好きなポイントなので
是非、二弾目も出して欲しいなと思ってます。
キャラもそれぞれ魅力的。
ただ、犯行の動機や背景がありがちで残念。
プレイヤーは犯人の妹を知らないし、なんの感情も持ってないので、余計に唐突に感じました。
恐らくフリゲで一番最初に遊んだゲームです。
なのですごく印象深い。時間を忘れてプレイしましたね。
私が最初にやったサウンドノベルで、最初にゲームで徹夜をした思い出の作品です。
友人に勧めてみたところ、「なんか止まった」と言われました。
古い作品のようなので、システムに注意してください。
作品は個人的に大好きです。
斬新なシステム面がとても魅力。話自体もとてもおもしろく個人的にはお金とれるレベルだと思います。思い出のサウンドのベルのひとつです。
○良かった点
・地に足つけた文章。作者さんはミステリーが好きなんだろうなあと思う。
・キャラクター。ステレオタイプな奴もいるが、中心人物はそこそこ魅力的に書けていると思った。
○悪かった点
・推理ものとして、ネタが簡単すぎる
・犯人マークシステムの存在。「マークしていないとバッドエンド」という場面が数回あるが、なぜコイツをマークすればバッドエンドにならないか、という部分は一度ゲームオーバーしてみないと分からない。もうちょっとバッドエンドが多かったら、ただの死にゲーだった。
・場所移動で手掛かりを集めるシーンがあるが、無関係なところを訪れてしまうと、手掛かりを回収出来ないままにストーリーが進行してしまう。
推理小説の面白いところは、「手掛かりは出揃った。さあ聡明な読者よ、解いてみせろ!」といった部分にあると思う。しかし選択肢の選び方次第で、肝心な手掛かりが出揃わない。そうなればもう、何を楽しめば良いのか分からない。
○プレイに関する注意点
1日目、2日目……と、日付が進む際にセーブを求められます。終盤、日付が進んだのにセーブを求められないことがあります。
「おや?」と思ってここで自主的にセーブしてしまうと、詰みます(笑)