オムニバス形式で展開される心霊ホラーサウンドノベル
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あらすじ
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■怪道
夢の一人暮らしを始めたA介。
美人な隣人、心優しい仕事仲間と出会い、
この先に待っている素晴らしき人生に胸を躍らせる。
心なしか道行く人々も笑っているようだ。
この町は笑い声が絶えない。
いつも、どこかで誰かが笑っている。
■ゅべぬろ
病院で目を覚ますと、知らない女性がそばにいた。
自分の母親だと言うが、母の顔を思い出せない。
親友を語る少女にも見覚えがなかった。
どうやら事故で記憶をなくしてしまったらしい。
「また仲よしになればいい」と言う
少女の笑顔に、なぜだかとても安心した。
■顔なしこけし
呼び声に気づき辺りを見回すが、何も見えない。
埃っぽい空気にむせていると、声が続いて囁いた。
「あなたには今、目が……ありません」
廃墟マニアのK子はフリーの写真家である。
今日はF県に撮影へやって来た
はずだ。
■婚前旅行
京都の山間にたたずむ老舗旅館には、
古くから伝わる逸話があるらしい。
悲恋の伝説に胸を痛めるM代と
馬鹿馬鹿しいと一蹴するT彦。
二人の様子がおかしくなるのはそう遅くなかった。
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スタート画面
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○目次から はじめからプレイします。
ストーリーを読み終えると次のストーリーが解放されます。
○続きから ロード画面を開きます。
セーブしたデータからプレイを再開できます。
○CG鑑賞 今までに回収したイベントCGを鑑賞できます。
左クリックで差分の切り替えが可能です。
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操作方法
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○Enterキー / 左クリック / マウスホイール↓
文字送り
○右クリック / Spaceキー
メッセージウィンドウをON/OFF
○マウスホイール↑
バックログ
○マウスホイールセンターボタン / 画面右下の+ボタンを左クリック
メニューON/OFF
○Controlキー
スキップ(押下中のみ)
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メニュー
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○記 録 セーブ画面を開きます。
○読 込 ロード画面を開きます。
○スキップ 既読箇所をスキップします。選択肢で自動的に停止します。
○タイトルに戻る タイトル画面に戻ります。
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選択肢/分岐
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本作では選択肢により異なるエンディングにたどり着きます。
どの選択肢を選んでも、読了後に次のストーリーが解放されます。
すべてのストーリーで特定のエンディングを閲覧すると、特別なストーリーが解放されます。
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一部の機能制限について
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当ゲームでは『音』と『文字』による演出が多分に含まれているため、
ゲーム上でのボリューム調整およびメッセージスピードの変更ができなくなっております。
パソコンのボリューム設定にて音量の調節をおこなってください。
一部のサウンドにバイノーラル方式の立体音響を採用しています。
ヘッドホンまたはイヤホンを付けてお楽しみください。
※スマホからのプレイには対応しておりません。
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制 作
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○プロデューサー
笹森簀児
○シナリオ
方丈海 様
○イラスト
白米 様
○企画・開発
法螺会
まさに「これでいいんだよ」という感じのホラーノベルゲーム。
全体的に非常に高水準です。コレがダメなら読める作品がかなり限られてくると思います。
大きな音や突然の画像表示で急に驚かしてくるようなこともほぼ無いので、そういうのが苦手な人にもお薦めできる作品です。
シナリオは若干の違和感や気になるところはあるものの、商業作品でも普通に気になる点が多い作品は溢れているので全然許容範囲どころか高レベル。
お話はきちんと怖く不気味で、普通に完成度高めなので非常にオススメです。
化け物が出てくる系の話のみで構成されている点と、最後のお話に出てくる人物の性格と結末だけは好みが分かれる点かもしれません。
スチルや立ち絵のクオリティは極めて高く、商業作品と比べても遜色はありません。
気になる点はせいぜい背景くらいのもので、人物や怪異のビジュアルは非常に優れており、没入感を増しても損なうことはけしてありません。
特に一番最初の「怪道」の立ち絵は個人的に素晴らしかったです!
難点としては、オートがないため完全に手動での進行であること、スキップが非常に遅くあまり役に立たないこと、アピールポイントであるバイノーラルサウンドがあまり活かされておらず少し勿体ないことくらいでしょうか。
バイノーラルサウンド自体は非常に良く、まるで自分がお話の主人公になったかのような背筋がゾクッとする素晴らしい体験ができたため、あまり使用されていなかったことが少し残念でした。
総評としては、個人的には誰にでもオススメできる良作だと思います。
楽しむ際に邪魔になる「気になる点」が少なく、お話に入り込みやすい良い作品でした。
コメント苦手なので、うまくいえませんが、全身全霊全力、辞書の中に全部の褒め言葉をを使いたいぐらいめちゃめちゃ素晴らしいゲームです!!!!!!!
本当です。
夏といえば、「怪談」。怪談といえば、「夏」です。涼しいお部屋の中に、怖~~~い怪談ゲームを読むこそ夏です!!!
4つの物語どっちでも最高です。特に、3番目の話:「顔なしこけし」、怪談やホラー好きな方々なた、絶対に絶対に読んでみてください。シナリオでもイラストでもbgmでも、すべてトップレベル中にのトップレベルと充分に言えます。
クリア後の感想は、怖かった!!!これフリーゲ?!フリーでいいの?!!!!
おまけストーリーも読みました、次の作品のこと、楽しみしております。
ありがとう御座いました。