SYMVEIL CRYSTAL(シンベール・クリスタル)のイメージ

SYMVEIL CRYSTAL(シンベール・クリスタル)

想像上にのみ存在する世界での横スクロールアクションゲーム

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[SYMVEIL CRYSTAL(シンベール・クリスタル)]の詳細

頒布形態
フリーウェア
カテゴリ
アクションゲーム
年齢制限
全年齢
対応OS
Windows 7 8 10
DL回数
制作者
やぐれのゲーム制作部屋
本体サイズ
236MB
Version
1.4
最終更新日
2019年8月 7日
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SYMVEIL CRYSTAL(シンベール・クリスタル)のコメント一覧 1

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    Ver1.4
    クリア時間 9時間26分(クリア+ステージ6以外の虚無星のオーブ回収まで)

    異世界に来てしまった主人公ユーライは元の世界に戻るべく
    全7ステージを攻略する横スクジャンプACT。

    基本的なジャンプアクションに、主な攻撃手段は剣による近接攻撃で、
    道中に落ちていたり、店で買えたりするカードを使って
    強化や回復、遠距離攻撃ができる。カードは一度使うとなくなり、
    8枚まで保有できる。
    LIFEは10、初期残機は5で、LIFEがなくなったり奈落の底に落下すると
    残機が減り各エリアの最初に戻される。
    1ステージ4エリア構成であり、最後のエリアにはボスが出現する。
    残機がなくなった場合はステージセレクトに戻され、
    ステージの最初からになる。

    夕暮れの平原、デジタルとアナログが共存する森、雪の世界など
    ステージごとに雰囲気が変わり、その雰囲気にあった敵やギミックが
    登場するため、没入感は強い。
    特にステージ6はツタを掴んでほかのツタに飛び移って進んでいくターザンのような
    アクションが楽しめたり、広大なマップのなか、隠し部屋も多い中で
    ゴールを探すステージがあったりするなど、秘境を探検している感覚が味わえる。
    ラストであるステージ7では、これまでに登場した各キャラクターが再登場し、
    そのキャラクターの協力によって次のエリアに舞台が変わるなど
    かなりの盛り上がる展開になっている。

    操作性に関して、ジャンプ中の挙動がプレイヤーの調整が効きにくい仕様になっている。
    まず、ジャンプの高さが一定であり、高さの調整はできない。
    上にある障害物をくぐるような動作が要求される箇所がステージ4にかなりある。
    また、ジャンプアクションは重力がかかって落下速度が上がっていく仕様はよくあるのだが
    このゲームに関してはその重力が急激にかかる印象がある。
    重力がかかりはじめたら左右に位置を調整することはできないと
    思ってもいい。
    こういう仕様のため、下にある足場に飛び移る必要がある箇所が非常に難しい。
    具体的には4-3の冒頭のリフト、6-3中盤のツタ、7-3終盤の足場が挙げられ、
    特に4-3の冒頭のリフトは、ジャンプするとスクロールの関係で
    着地するリフトが見えなくなるため、ジャンプした後にリフトがどこに
    移動しているかを予測しなければならない。

    またステージ4から特定の方向にプレイヤーを急加速して発射する
    矢印の大砲が出現するのだが、プレイヤーがその大砲に触れた入射角等で
    届く位置が変わってしまうらしく、右方向に発射する大砲に
    斜め左下から入った場合は向こう岸に届かずにそのまま奈落の底に落下死する。
    基本的に真下からジャンプして入らなければならず、
    なんとなく勢いでプレイすると落下死が頻発する。
    (もちろん、重力の影響も受けるので、左上から入れば勢いよく落下死する)
    有名どころだとSDKの自動タル大砲に近いギミックなのだが
    同じ感覚でプレイしてはいけない。
    スピ―ディーな動きができる楽しそうな印象とは対照的に
    かなり慎重な運用が求められるため、快感よりもストレスの方が強い仕様に
    なっている感もある。プレイヤーからしてみれば
    なぜ、届くのか、届かないのかが今一つ分かりにくいため、
    これは運なんじゃないかと思っていたこともある。

    このゲームはジャンプアクションとしてみると、
    シビアな操作が要求されるステージ構成なのだが
    細かい操作(微調整)が結構難しい主人公の性能をしているように思う。
    そういう意味で間違いなく最難関ステージとなるのは4-3である。
    先述した冒頭のリフトも含め
    序盤、終盤に落下死しやすい構成が多く、
    少しギミックに触る順番を間違えただけで落下死する。
    初見殺しだらけのいわゆる「死にゲー」に近い構成だが
    残機の持ち越しができず、ステージ内で拾える残機も限りがあるため、
    死んで覚えるにはステージ4-1から何度もやり直すことになり
    緊張感をもってかなり根気よくプレイすることになる。
    ステージ5以降も難しいことには難しいのだが、
    敵の攻撃が激しいという方向での難しさなのでパターン化やカードを使うことで
    対処できる箇所も多く、アスレチック要素のあるステージ6でも
    アスレチックから落下しても進めるルートがある、
    難しいステージには残機がスタート地点付近に配置されるなど、救済措置もある。
    4-3にも同じような救済措置があれば、せめて残機もショップで買えれば、
    4-3に関してはだいぶ印象が変わったように思う。

    あと、どこにどう進むのか分かりにくい箇所があり
    6-3の花で上に上っていく箇所や、7-3の終盤の空飛ぶリフトを操作して
    爆弾を投げてくる敵を避けて進む箇所は
    特に誘導もないので、後者は死んでやり直しながら
    ルートを探していくことになる。

    ボスに関して、耐久力は一定値ではなく、後半のステージになるほど、
    耐久力が増していく傾向にある。
    プレイヤーの通常の攻撃力、攻撃範囲は控えめであるため
    カードなしでごり押すと押し負けるようになってくる。それゆえに
    ステージ3あたりからボスの攻撃を避けたうえでどう近づいて攻撃するかの
    パターンをきちんと構築することが重要になってくる。
    弾幕STG的な要素もあるので、避けはややシビアな面もある。
    長期戦になりがちなのだが、カードには
    LIFEを全回復できる「シンベールボトル」があるため、
    どうしても勝てない場合は何本か買っていくと攻略できると思われる。

    そのために必要なダスト稼ぎについて、比較的簡単なステージ3までなら
    3-3の敵全滅エリアの2つめを上に上がると100ダストがあるので
    それを回収して、その後、奈落にでも落下してやり直すのを繰り返せば
    稼ぎやすい。(ついでにスプリングシューズを回収して
    その後のエリアで使い、上の方にあるヒートバレットを回収して脱出するのを
    繰り返すのもあり)
    ステージ5までいけるのなら、5-1の水場から潜って
    奈落に落ちないスレスレで画面下を泳いで池にある100ダストを回収するのもあり。
    ステージ6までいけるのなら、6-2の池の真ん中あたりにある隠し部屋か
    ヒートショットを持って6-3の途中に閉じ込められている、水晶の敵を攻撃すると
    大量のダストをばら撒くので、これを回収すればあっという間に1000以上のダストが稼げる。

    そして、このダストを使ってどのカードを買うべきか。
    全カードについて触れておく。

    ・「シンベールリーフ」LIFEを2回復する、シンベールボトルよりは安いため、
    回復アイテムとして使えるが、ザコ敵の攻撃で2減るものもあるので
    ボトルを買えないときに枠を埋めておくくらい。道中でも拾いやすいので
    LIFEが減っているなら即座に使ってもいい。

    ・「トライフロア」足場を出現させる。落下死しやすい箇所で置いて
    安定させるのが主な使い方。ただ矢印大砲が連続である場所や
    下の方にある足場には使えない。(こういう意味でもこれらの箇所は難しい)

    ・「パニックピンボール」遠距離攻撃が1回だけできる。
    道中でもよく落ちており、使えないことはないのだが
    それだけのために、カードの枠を1つ使うのは勿体ない。
    道中で拾って、使えそうならすぐにでも使っていくくらいの使い捨て感覚で良い。

    ・「リィンフォースリング」一定時間攻撃力を2倍にする。
    ボス戦で使えそうで、効果時間が分からないため、使いにくい一枚。
    むしろ7-2あたりの大量に出てくるイービルブレーダーを一撃で処理するために
    使うほうがその効果を体感しやすいように思う。

    ・「モコモコ」モコモコを3体召喚する。
    上に乗れるので、モコモコがダメージを受けずプレイヤーがダメージを受ける地形や
    1体ずつ召喚できて、足場なのかそうでないのか判別できない地形が
    このゲームにあったのなら、まだ使いどころはありそうだったのだが
    ゲーム内で確認できないため、拾ったなら即座に使って枠を空けたほうがいい一枚。

    ・「ピンキーボム」爆弾を前方に投げる。
    広範囲に攻撃できる点では使えそうだが発動までに時間がかかることや、
    威力が低いらしいこと、同じ価格の「ギフトボックス」の方が使えるため、
    これも拾ったら使い捨ててしまっていい一枚。

    ・「ギフトボックス」ボス以外の画面内の敵を回復アイテムに変える。
    敵の多くなってくる後半戦ほど役にたつ。ステージ7の厄介なイービルブレーダーを
    処理するのにも有用。特に6-3ではこのカードを拾って
    ステージ内のどこで使うかが攻略のカギになる。
    なお、3-3の敵全滅でゲートが開く場所では効果がないのがさりげない注意点。

    ・「ヒートバレット」通常攻撃時に弾を発射する遠距離攻撃が10回までできる。
    6-3の稼ぎに有用。画面外の敵にも攻撃でき、あらかじめ敵を処理出来るのが強い。
    7-3で一枚拾えるが、これをいかに使うかが7-3でダメージを減らすコツになる。

    ・「スプリングシューズ」一定時間ジャンプ力が上がる。
    あくまでも高く飛ぶためのカードでこのゲームの仕様的に飛距離は伸びないので
    注意。どちらかといえば、2枚使ったうえで「トライフロア」と組み合わせるなどして
    ステージ3~5の「虚無星のオーブ」や隠しアイテムを
    発見するための探索用のカードだったりする。
    道中をよく探してみるとこのカードが回収できることも多い。

    ・「シンベールボトル」LIFEを全回復する。
    後半戦は迷ったらこれを買うのが一番良い。ステージ5以降は
    ダメージによるミスが増えていくため、道中ボス共に活躍する場所が多い。

    ・「ティンクルシルク」一定時間ダメージを受けない。
    ステージ5以降でかなり便利。特にプレイヤーにダメージを2以上与える敵が
    増えてくると、ボトルよりもこっちが有用になってくる。
    具体的にはステージ6の高威力レーザーを発射するニジマス地帯や
    ステージ7の敵やトラップが密集している地帯であり
    7-3はこれを持った状態で始めると、序盤を非常に安定させられる。
    どちらかといえばボスよりも、道中で使うのに向いている。

    ・「クリスタルスラッシュ」前方の敵に絶大なダメージを与える遠距離攻撃。
    本作はボスのHPゲージが存在しないため、与ダメージが分からず
    その効果を体感しづらい。せめて通常攻撃10発分くらいの威力はあってほしいが
    そんなにはないような気もする。ザコはHPが2以上のキャラがあまりいないのに加え、
    回復効果もある「ギフトボックス」の方が有効になってしまい、
    わざわざ、このカードに1000ダスト支払う価値があるかと言われると微妙で
    おそらく「シンベールボトル」か「ティンクルシルク」の方が良いように思う。

    ちなみにこれらのカードは、残機が0になってスタート画面に戻されない限り
    ミスしたときにエリア開始時の状態にリセットされるため、
    ミスして道中のカードを稼ぐことはできないが、貴重なカードもクリアしない限り
    使ってもミスをすれば戻ってくる仕様であるため、
    事前の準備が非常に攻略につながってくる。
    そういう点でこのゲームは実にカードを使ってのパターン構築がやりやすく
    重要なゲームなのである。

    多彩な世界の雰囲気を楽しみながらも、後半は「死んで覚える」タイプのゲーム。
    4-3を越えて、ステージ6までたどり着いてしまえば救済措置が多く
    後は探索と事前準備が重要な、パターンを探していくゲームになる。
    ミスしてもルートを探したり、稼いでカードを揃えたりする
    地道な努力を重ねていくアクションがやりたい中級者から上級者向け一作といえる。

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シナリオの深さ。飽きずに長く遊べるようになっている工夫など。

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ゲーム画面の画質。演出の綺麗さ、キャラクター面の見栄えなどで判断。

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ゲームイメージにマッチしているか。ボイスありの場合はセリフが棒読みでないか。

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操作性やストレスなく遊べるか。レベルの高い技術を取り入れた作品かどうか。

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独創性があるか。斬新な演出や新たなジャンルの開拓など。

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熱中したか、ハマれるかどうかなどゲームとしての魅力。

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