ボードに乗った巫女さんを操作し、ジャンプやブーストを駆使して、金色のリボンのゴールまでたどり着くとステージクリアとなるアクション性の高い、レース要素も含まれたボードゲーム。
全てのステージが空中に浮いている状態なので、浮島から浮島へ飛び移ったり壁をよじ登ったりとコースの起伏が激しく、かなり難しい操作を要求される。いきなり右も左も解らない状態でプレイし始めても、コースアウトして復帰する術も解らずに真っ逆さまに落ちて、またスタートからやり直しの繰り返しになってしまうだろう。だから初めて遊ぶ場合は、親切に動きにあわせて説明してくれる練習モード(Practice)を是非ともやっておこう。練習モードでは[ハイジャンプ]や[ハイパーブースト]などの技や[壁ジャンプ]や[バク宙]を使ったテクニックを事細かに解説とともに見本も見せてくれる。また、その解説の後に習った技をもとにしたクリアすべき課題出してくれる親切さがすばらしい。正直、これらの技やテクニックを身につけないとステージクリアはほぼ不可能なので、練習モードは必須とも言えるだろう。
練習モードの他にネットに対応したタイムアタック(TimeAttack)もある。ここでは専用サーバーに接続して全国のプレイヤーの中から出た最速レコードのリプレイが見られたり、逆に自分が最速レコードタイムを更新すれば、ゲーム上からそのリプレイをサーバーに送信することも可能。リプレイは様々な角度から見ることができるので、自分のプレイをじっくりと鑑賞したり、最速レコードの驚異のテクニックを眺めて驚くのも楽しい。また、最速レコードのゴーストと競争が出来るのも嬉しい要素だ。
キャラクターの可愛らしさとは裏腹に、操作難度はかなり高く、アクションものとしては上級者向けと言える。しかし、空中に浮いたコースを高速で駆け抜けるスピード感と浮遊感がすばらしく気分爽快。コースアウトしてもうダメかと諦めかけたときに、壁ジャンプなどの技でなんとか復帰できた時など嬉しくなる。ステージ攻略の自由度も高く、わざとコースアウトして空中をブーストで走り抜け最短距離でショートカットクリアしたり、ステージに隠された5本の赤いリボンをすべて集めてコンプリートクリアなど様々な楽しみ方がある点も面白い。
プラクティスやタイムアタックもできる
通常プレイ画面、ステージ3[雪]
是非、初めに練習モードをやっておこう
視点を変更してリプレイを見ることもできる
ゲームポイント
ボードに乗った巫女さんを操作するステージクリア型3Dアクション
ゲームパッド対応
DirectX8.0以上必須
非常に高いアクション性と操作性
順を追って細かく説明してくれる親切な練習モードあり
ネットに対応したタイムアタックモード
ステージ全5面
[みこさんのミラクルボード]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アクションゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 98 Me 2000 XP
- 制作者
- PowerWinds
- 本体サイズ
- 5.7MB
- Version
- 1.504
- 最終更新日
- 2003年12月10日
- お気に入り
- 票0票
下手なだけじゃない?
チュートリアルから全部やれば一面は楽だと思うけど
巫女がただ滑るゲーム。
グラフッィクともども××堂64みたいな感じで、最近にはない良さがありました。
操作は練習を全部できたなら大体覚えられて、あとは慣れになるので問題ないです。
アクションとか苦手な人は少し難しいかもしれませんが・・・。
作った年が少し古いですが、フリーではなかなかのクオリティじゃないでしょうか?
個人的には楽しめました><
絵が微妙だが統一感はありプレイしているうちに気にならなくなる
3D作品でありながらバランスもよく面白い
操作は軽快で心地よかった。
ボードスポーツの”楽しさ”や”アクション性”が、ちゃんと体感させられている点には評価ができる。
しかしボードスポーツを扱う以上は
コースの両脇に、ある程度のR(アール)を設けた方が良い。
ボードスポーツ経験者はRがあるかないかで、ゲームから受ける印象も大きく変わる。
経験者を納得させられれば、「俺たちのことを良く理解している」という支持率が得られ
逆に素人知識程度だと、反感を買う。
そうした部分からこのゲームを見ると
壁や斜面でコースアウトを避ける処置がされておらず
ステージ1から落ちてばかりで”嫌悪感”を抱かされる。
これでは、ボードスポーツゲームではなく
落ちると即死の”綱渡り”ゲームにしかならない。
巫女を綱渡りさせるのは罰当たりすぎるので、巫女やプレイヤーや経験者にもっともっと配慮が必要。
操作した時の、キャラクターのリアクションだけはとても良くできているが
それ以上に”ボードスポーツの魅力”や”世界観”が十分に引き出せておらず
更にスポーツゲームにおける”爽快感”も得られないゲームだった。