【あらすじ】
最先端技術を持つ科学研究会社「N-Reid社」に潜伏した女スパイ:ミランダ・ティノス。
彼女の目的は、生命の進化を促進させる神秘の力を持つ石「ポネリア」を奪うことであった。
それは彼女にとって大切な人のために尽くす「使命」だった。
【ゲーム情報】
・プレイ時間:3~5時間
・ジャンル:近代系中編RPG
・ソフト:RPGツクールVXAce
【戦闘】
ATB系サイドビュー式戦闘を採用。
緊迫感のある戦闘が楽しめます。
メダルを消費してスキルを習得し、難敵を突破していきます。
【要素】
主に装備やアイテム、スキルで障害物や仕掛けを解除し、探索しながら進行していきます。
中には隠し要素も存在し、幅広く楽しむことができます。
ATB系採用のサイドビュー式戦闘
キャラクターの特殊会話あり
メダルを使用した技能習得
敵情報のデータインプット
探索により仕掛けを解除して進行
行く手を阻む仕掛けをスキルやアイテムで突破
ゲームポイント
【こういう方が向いています】
・試行錯誤しながらプレイしたい方
・緊張感のある戦闘をしたい方
・シリアスなストーリーが好みの方
・難易度の高いゲームが好みの方
【こういう方には合わないと思います】
・ゲーム攻略で頭を悩ませたくない方
・短時間でサクっと進めたい方
・手軽に進めるゲームをしたい方
・ギャグ系のストーリーが好みの方
・トラップでイラっとする方
・暴力的な表現が苦手な方
最も注目してほしい点、力を入れた点
与えられたミッションをこなし、スタイリッシュな戦闘、深部へ進むにつれて明らかになる真実など、すべての要素にこだわり抜いた作品となっております。
独特な世界観もありますので、ぜひ体験していただきたいと思っております。
更新履歴
2024年5月4日:公開開始
2024年5月15日:Ver1.01に更新
・IDカード取得の箇所でセーブできないよう変更
・IDカード取得およびステルスの操作説明を追加
・錆びた鍵を使用した際のテキストにミスがあったため修正
[INDIGO TEMPEST]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- R-15指定(15歳未満禁止)
- 対応OS
- Vista 7 8 10 11
- DL回数
- 制作者
- あおぞら養蚕場
- 本体サイズ
- 173MB
- Version
- 1.01
- 最終更新日
- 2024年4月29日
- お気に入り
- 票3票
『シナリオ・ストーリー』
キャラの個性は細かくわかりやすく活かせて会話などで目的がなんとなく読み取れるような感じになっている。
ストーリー展開もだんだん興味をそそられるような進め方になっていると感じた。
ただ考察ありきのストーリーになっているためか、序盤から説明不足だから潜伏先の組織との因果関係をもっと語ってほしかったとは思う。
『グラフィック』
サイバー系のデザインのUIとマップの細かな配置など、視覚面にかなりこだわっているため、世界観に浸れた。
スイッチはどれなのかとマークもついていて親切さも感じられた。
マップはすごくきれいに設置されているけど、狭いためか敵に遭遇しやすいのが欠点。
『サウンド』
セクションごとに雰囲気を合わせて選曲できていると思う。
クリック音も申し分ない。
ただシステム音で切符とかでの操作でなるSEが少し小さくてギミック解除できたかどうかがイマイチ分からないところがあった。
『システム』
アクティブタイム系の戦闘だから足並み揃った戦闘はできないけど、戦闘バランスは悪くないと思う。
スキルやアイテムでギミック解除をするけど装備に少し手間がかかる。
特にクロロホルムを使用したりするときに微妙に時間を取られるからユーザビリティは微妙。
『オリジナリティ』
新規IPに挑戦したというのもあって課題の多いゲームデザインではあるけれど、飽きさせない感じに工夫されていると思っている。
しかし、開けたら爆発する箱や引き出し、ボス前などいつゲームオーバーになってもおかしくないように事前セーブがつきものっていう理不尽さを感じた。
とりあえず序盤だけの評価で恐縮ではありますが、書き連ねさせていただきます。
ストーリー展開や敷き詰められたギミック、音楽等はそそられる物はある。
ある、のだが…手放しには喜べない。
まず、詰みポイントや、スパイものにも関わらず敵避けしにくい閉所が多い。
このゲームはシンボルエンカウントである、敵に触れば戦闘する類だ。
歩きでそれなりにバレずに済む、というのはもうすこし広ければ通用しただろう。
しかし。ストーリーのステージがビル内部という事もある為仕方ない部分なのだろうが、
そのせいでマップが狭すぎる為無理がある。シンボルエンカウントでこれはつらすぎる。
せめて最序盤から敵の目の前で半透明になって消えて回避する、という
特殊な回避手段がほしかった。それを活かした戦闘恩恵もあっただろう。
主人公がかなりやられやすい。
このゲームは行動選択中にも時間経過するタイプの戦闘なのだが、
その時間経過があまりに早い。
スパイ故に致し方ない部分はあれど、相手は二体なのにこちらは一人なので尚更。
特に犬が出てきたとき、猛攻で主人公のHPがごっそり減らされる。こちらの攻撃もよく外れる。
スタイリッシュな戦闘とはあるが、実際は戦闘選択がかなり忙しい。
このあたりは難易度調整の類になるだろう、戦闘ターン速度を今よりややあ遅くすれば優しくなるし、そのままでも歯ごたえ自体はある。
もっとも、今は難易度選択はないためかなり高難易度だと感じた
(一応、しばらく稼ぎに使えそうな場所自体はあったのだが…)
最後に、メニュー画面のUI。
このゲームは装備変更を多用する為、アイテム項目のすぐ下に装備がおいてあって欲しかった。
それがやや真ん中寄りの下側に置かれているため、変更がとても手間。
かと思えば、技を取得してしまえばお役御免なスキル取得が逆に選びやすい。
細かいが、そのあたりに不満が出る。
サイバーな画面やセーブ&ロードを行う最中のイラスト表示は中々オシャレなだけに、勿体ない。
評価として戦闘面の歯ごたえはある。
その代わり、マップギミック等は課題が多い作品だと思えた。