のろいの森
これは呪われた物語
77.2点
主人公のらんたんは、しあわせの森で仲間達と平和に暮らしていた。
しかし、とある日の夜らんたん達はばけものに襲われてしまう。
らんたん達は教室に集められ、森の神様にこれから無数のばけものに襲われるという事、この森で生き残れるのは一人だけだという事、自分達の正体が人間だという事が明かされる。
らんたん達はばけものから逃げながら、この森の真実、本当の自分を思い出していく…。
このゲームのポイント
プレイ時間 約2~3時間
エンディング 2種類
注目してほしい点
かわいい動物キャラクター、シリアスで重いストーリー
制作者メッセージ
・この作品には鬱表現、暴力表現、いじめの描写、ショッキングな描写などが含まれています。苦手な方は注意してください。
・この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
・現実と創作の区別がつかない方、精神的に不安定な方はプレイをお控えください。
・個人の趣味で制作したものなので、お手柔らかにお願いします。
・実況、配信、二次創作歓迎しております。
・誹謗中傷はお控えください。マナーを守ってお願いします。
のろいの森
- 対応OS
- 8 10
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- R-15指定(15歳未満禁止)
- 制作者
- しとう
- 制作サイト
- のろいの森
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 163MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2024年9月19日
- DL回数
- お気に入り
- 票4票
このゲームはパソコン用のファイルも提供しています。
ゲームを遊びたい場合は、パソコンからアクセスしてください。
これからプレイするか迷っている方向けにオススメできる部分を箇条書きで紹介します!
・ゲーム画面の紹介を見てわかる通りキャラクターがかわいい
・スチル(一枚絵)がかわいい
・かわいいキャラに容赦なく降りかかる悲劇やかわいいキャラにもダークな一面があったりするギャップが刺激的
・話がテンポよく進行するため鬱展開になってもそれを引きずりにくい
・合間に挟まれるミニゲームに集中することで次の場面に向けて思考がリフレッシュできる
・絵柄のおかげで視覚的なショッキング要素はかなり緩和されていて物語としてのショッキング要素に集中しやすい
前作すた☆でびに引き続き完走したのでレビューします。
まず初めに前作と相変わらずの鬱ゲーではありますが前作が大丈夫だった方は恐らく今作も問題なく遊べるだろうと思います。
RPGであった前作と違い短編のホラーゲームの仕上がりとなっており、遊びやすさは向上したかなと思います。ばけものから逃げたりするところも若干コツがいりますがそれさえ掴めば全編通して詰まるようなところもないなと感じました。
ストーリーに関しては今作もまた可愛らしい見た目とそれに相反するような暗くて重い雰囲気に惹かれました。
今作は特にキャラたちのそれぞれの過去に焦点が当てられており、単純に可哀想な過去を持つキャラもいますが犯罪に手を染めていたりそうでなくても褒められるべきでない過去を持つキャラも多く、そのようなキャラたちが記憶を取り戻し本性を現した際は前作とは違う形の陰鬱さを感じ取れました。
さらに比較的仕方ないよりの過去であった主人公のらんたんもまた終盤で仲間(あるいはある意味では仇)を手にかけるようになったり、大人しそうな子たちも実はらんたんが炎上するさまを楽しんでいたのが判明したりとか返り討ちには遭うもののらんたんを殺そうとするところもいい意味でうわぁと感じられました。
スチルもだいぶ質が良かったです。特に序盤でキャラが亡くなってしまう場面も不謹慎ながらとてもかわいいと感じたり、悪い子(婉曲表現)たちが本性を現したりらんたんくんが一方のエンディングでとても悪い子になってしまうところもやっぱりとてもかわいいなと感じてしまいある意味困ってしまいました(笑)ただそれだけにスチルがなかった子もいるのがちょっと惜しかったかなと思います。
総じてボリューム的にも遊びやすくて満足できたのでオススメできる作品です。
「しあわせの森」という名の森で平和に暮らしていたマスコット的な動物たちが、
ある日突然理不尽なデスゲームに巻き込まれ、その中でかつて人間だった頃の忌まわしい記憶を思い出していく物語。
クソッタレなゲームに参加させられた実はクソッタレな登場人物たち。
プレイしていて「ゆるふわアウトレイジ」という言葉が思いつきましたが、多分大体合ってると思います←
可愛いキャラたちがバタバタと死んでいき、あるいは真実を知って次々と闇堕ちしていく。
このゲームを陰鬱たらしめているのは、キャラたちの悲惨な過去がいじめ、殺人、SNS炎上といった
リアルに闇の深いテーマを描いているからなのでしょう。
最終盤で主人公らんたんが大親友のはーぴぃを殺害し、
横たわるはーぴぃの身体を抱いて激しく慟哭するシーンは涙腺崩壊でした(存在しない記憶
ゲーム内で詰まるような場面は少ないですが、逃走パートでばけものに隣接されると
その時点で一発ゲームオーバーなので、ステージによってはちょっと厳しいと感じることも。
また最終ステージでは、らんたんと他キャラの会話中にばけものに距離を詰められ、
会話が終わると同時に食われてゲームオーバー…となったケースがままあったので、
ここはもうばけもの無しでもいいんじゃないかと思いました。
鬱に鬱を重ねた重いテーマを描いているため人を選びますが、
可愛いキャラが好きで鬱耐性のある方にはオススメできる作品です。
作中で集められる「蛍石」など石系のアイテムは、集めることでエンディングに変化があったりしますか?
また、「蛍石」「碧玉」「猫目石」「癒しの石」以外に集められる石系のアイテムはあるでしょうか?もしあれば入手条件などご教示願います。
プレイ&コメントありがとうございます。
おまけ要素なので特にエンディングに変化はありません。
三章をノーミスでクリアすると楔石を手に入れる事ができますが、ストーリーに変化はほぼありません。
「シリアスで重いストーリー」とある通り、内容がかなり鬱です。鬱耐性のない方はプレイを控えたほうがいいと思います。ですがキャラがとてもかわいいので、「かわいい絵柄でダークな感じの作品が好き!」と言う方にはおすすめです。
逃げゲーパートなどがあり最初は難しく感じましたが、がんばればクリアできます。個人的に二度目の逃げゲーパートがかなり難しかったです。道を歩くことにこだわっていて上にある森を使っていなかったので時間がかかってしまいました…汗
以下ストーリーのネタバレあり
・らっくるさんとありすくんの関係いいですね…いつも落ち着いている理想の大人ならっくるさんに憧れていたありすくんが、記憶を思い出して森に来る前の人格に戻ったらっくるさんを見てしまって引くところ好きです。
・らんたんくんが本当にかわいそうだった…らんたんくんが記憶を思い出すところのスチルの背景にぱいだーちゃん、きゃどるさん、ネットアイドル時代のはにびぃさんの裏垢っぽいアカウントを見つけてしんどくなってしまいました…「イカくん」ももしかしてくらけおさんの歌い手垢だったり?とプレイ後に考えました。
・ぱいだーちゃんが最期までクズでよかったです。らんたんくんに殺されそうになっても反省しないと言い続けるのは逆に尊敬する。
かわいい絵柄とは裏腹にかなりダークな鬱ゲーです。ストーリーは人を選ぶような闇の深い話ですので鬱耐性がない方とかは気を付けた方が良いかもしれません。ただキャラクターの可愛いさで絶妙に鬱やホラー要素が緩和されていてやっててとても面白かったです。
プレイ時間も2時間程で難易度も(一部を除いて)難しいって程でもないのでこの手のジャンルが苦手な方でもクリア出来ると思います。
鬱なストーリーが好きな人にはハマると思いますのでお勧めします