レミュオールの錬金術師
商品を売りまくるお店経営SLG
78.2点
海洋都市イシュワルド。温暖な気候を持つ世界有数の大都市である。ここは、そんなイシュワルドのほぼ中央に位置するレミュオール地区にたたずむ小さな一軒家。そこで暮らす女性は、街でも評判の『怪しい女性』ティコと、その弟子ルヴェル。
今日もいつもと同じイシュワルドの一日が始まるのかと思っていたある日のこと。ルヴェルは自分の「へそくり」が消えていることに気づきます。わがままで金使いの粗いティコと同居する身として、勝手に人の金を使われまいと思い、自室の本棚に隠しておいた、なけなしのへそくり10000£が忽然と姿を消していたのです。
貧相な家に入る泥棒もいない。思い当たるフシは一つしかありませんでした。同居人のティコです。すぐさま、そのことをティコに問い詰めましたが、弟子という立場もあり(弟子にはなりたくなかったのですが、勝手に弟子にさせられたのです)師匠に逆らえないルヴェルは、ただただ枕を相手に泣きじゃくるのみでした。
しかし、ティコの悪事はそれだけではありませんでした。なんとなんと、彼女は銀行から借金をしてきていたのです。ルヴェルのへそくりをその返済の一部にあてたものの、残された金額は、一般市民にとっては巨額極まりないものでした。
さすがに堪忍袋の緒が切れたルヴェルは師匠相手に強く出ます。お金は働いてちゃんと返すのだ、と。いつもなら弟子をこきつかい、借金返済を済ますティコでしたが、今回ばかりは返済額が大きすぎる...。ため息を一つつくと、少しは反省したのか、ティコはしぶしぶ店のカウンターに座ります。
「しょうがないわねぇ...手っ取り早く商売でお金を集めるから、家にあるもの持ってきなさい。」
レミュオールの錬金術師は、ふてくされた顔でそう言うと、弟子を睨みつけます。ティコのアトリエ本日開業。彼女の手から創られるものは、巨万の富と繁栄の華。
【ゲーム紹介】
レミュオールの錬金術師はお店経営SLGです。仕入れた商品をひたすら売り続け、お金を稼ぐゲームです。登場する商品は200種類以上もあるので、貴方好みの商品を見つけ、最強のお店を目指して遊んでもらえればと思います。
このゲームのポイント
商品を売りまくるお店経営SLG
マウス一つの簡単操作
テンポよく進むゲーム展開
クリア目安時間15~20時間程度
登場商品数200以上
ボイス付き
アトリエ系フリーゲームの名作と名高いのでやったけど、どうもシステム面…メニューの開閉や売り場の棚と倉庫の棚など、操作が苦手で自分には分かり難く挫折しました。あと、ちょっと見づらい。
慣れたら楽しそうだなぁっと思って何度もDLして試したけど、やっぱり苦手。
無料とは思えない完成度。ゲームシステムも秀逸だが、フリーゲームの弱点であるグラフィックやサウンド面でのレベルが高く、文句の付けようがない。問題は、暇つぶしのつもりで始めると、潰れるのは暇でなく時間全てだったりするところか。。
個人的にやりこみを躊躇したのが、最終的な売り上げや利益の追求。これをやろうとすると、どうしても1件1件の取引で交渉とかしていくことになり、サクサクと快適に進めていく感覚が完全に失われてしまう。それはそれで面白いと言えるが、当初からの快適さを保ちつつプレイしたいと思うと、どうしても二の足を踏んでしまう。そこが唯一の欠点か。
作業に引きこまれていって面白いし飽きが来づらいシステムは秀逸。
キャラにも魅力があるのも良し。
この作者の作品の中でも特に良作
アトリエゲームのフリー版といった印象
やれる事は少なくシンプルながら、バランスが良い
金と時間さえ掛ければ商用作品をそのまま作れる人だろう
未プレイで暇ならば是非
もうレビューなんて必要ないぐらいの有名どころですが、
とても好きで今でもたまに思い出してやってしまうぐらいにはお気に入り。
延々とお金の増減を楽しんだり、アイテム図鑑のコンプリートを狙うゲーム。
既製作品で例えるならアトリエシリーズ。
それをお手軽にして、マルチシナリオをとっぱらって、中毒性を高めたもの。
一応メインストーリーはあるのですが、期限が設けられていないし、目標達成後もお店を経営し続けられる。
むしろ目標を達成してからが、中毒地獄の始まりなような気も……。
ゲーム難易度的にはかなり易しく、あっさりと最終目標をクリアできてしまうので
楽しさが分からない人は全く分からないようですが、
はまってしまう人は何時間でもつぎ込んでしまうことになります。