2016/1/31 ver 1.64 隠しダンジョンで花のイベントが発生しないバグ修正。隠しダンジョンクリア後地図が開けないバグ修正。一部ダンジョンでエラーオチするバグの修正。 2016/2/24 ver 1.65 レインボーオーブを2つ渡すと他を渡さなくてもコレクターがいなくなってしまうのを修正。 2016/3/28 ver 1.66 誤字を修正。 2016/4/18 ver 1.67 隠し部屋の文字が切れていたのを修正。他微調整。 2016/7/17 ver 1.68 デバッグ用のワープ消し忘れを修正。マップの方向不統一を修正。 2018/9/27 ver 1.70 掲示板で報告があった誤字と不具合の修正。主に表示関係を修正しました。
独特の哀愁漂う雰囲気がとても良い。ストーリーは短いけれどとても深い。
短編だからと気軽にやるのではなくゆっくりどっしりやるべき作品。
魔女1人1人のキャラクターとそれに見合ったダンジョンとその後のエンディングとかなり秀逸。
落としたのはかなり前ですが、システムの面白さと滋味のあるシナリオでついついプレイしてしまいます。
短編RPGとはいえ、中編と言っても差し支えないボリューム。頑張れば一日でもクリアは可能なのですが、結構な長編をプレイしたような満足感が得られます。
さすがにツクール2000製作品なので快適とは言えませんが、ゲームバランスが抜群にいいのでクリアまで挫折することなく、プレイヤーのモチベーションを維持させ続けてくれます。そのおかげで思い出したようにプレイし直したりできるのです。
ストーリーも王道とは少し外れた、掌編ノベルといった趣があり、切ない系が好きな方ならツボにはまると思います。
ただ、とても親切な設計なのに、その独特なシステムの快適性の説明が乏しく、しばらくは快適でない思いをするかもしれませんが、システムの概要が掴めてくれば俄然、攻略のモチベーションが上がります。
レベルアップも比較的容易なバランスに抑えられ、物語を楽しむ上では問題なく進められます。
RPGとしての快適さ、楽しさ。ストーリーの面白さを見事に両立した、RPGのお手本のような作品です。
少しずつ進めようと思っていたのですが、つい熱中してやめ時を見つけられないまま、
夜更かししてクリアしてしまいました。
その勢いで感想を書かせていただきます。
魔女狩りが狂わせた一人の青年と魔女たちの運命。
ストーリー、グラフィック、サウンドと全体にダークな雰囲気を漂わせており、
ぐっと引き込まれました。
敵である魔女たちが個性的で、
特に溶解と完全防護が印象的でした。
溶解のダンジョンの終盤の記号は梵字かと思っていたのですが……
そうじゃないと気が付いたとき、かなりエグイなあと衝撃を受けました。
一方で主人公に共感しづらかったところがあり、
魔女と戦う理由、影を助けた理由……それぞれにあると思うのですが、
少し消化不良のままストーリーが進んでいくように感じました。
システムは、制作ツールのせいでしょうが、戦闘のテンポと操作性の悪さが辛かったです。
しかし、一度行った場所に行き先指定で簡単に行けるのは、
ゲーム全体としてテンポを改善する良いアイデアだと思いました。
地図には大変お世話になりました。
オリジナリティですが、やはり魔女のダンジョンが良かったと思います。
よくRPGのラストダンジョンなどで、ボスの内面が描写されたり、異世界に飛ばされたりしますが、
このゲームは魔女のダンジョンそれぞれがこのような状態で、
いわば常時クライマックスのような気分で楽しむことができました。
ダークファンタジーがお好きなかたにオススメしたいRPGです。