エコーオブソウル(EOS)

「ECHO OF SOUL（エコーオブソウル・略称“EOS”）」は、MMORPGは複雑で難しいという概念を打ち破り、誰もが簡単便利にプレイを楽しむ事ができるように、遊びやすさとコンテンツ量を重視したファンタジーMMORPGだ。

EOSの注目すべき点としては、「Lineage II」と同じエンジンが使われており、Lineage IIの元開発スタッフによる作品であることだ。

もちろん、Lineage IIの開発規模やコストが規格外であるので、グラフィックを比較してみても当然見劣りしてしまうが、MMORPGとしてのゲームバランスという点で言えば、MMORPGが世に出てきてから今までの十数年間の中で、洗練されてきた結果として、操作性や遊びやすさ、絶妙なゲームバランス、楽しめる大量のコンテンツなど、究極に最適化された正統派のファンタジーMMORPGとも言える。
また、それがスペックの低いPCでも快適に動作することを前提とした上で、このグラフィックスのクオリティをみれば、十分に満足できるのではないだろうか。

EOSでは、ファンタジー感満載の5つ職業が選べる。

バランスの取れた「ウォーリア」、毒の扱いに優れた「ローグ」、攻撃力と回避力が高い「ガーディアン」、魔法を使う「ソーサレス」、弓と補助効果「アーチャー」が登場するが、職業と性別は固定化されており、ウォーリアとローグが男性で、ほかは女性となっているのが面白い。

また、戦闘システムはオーソドックスなクリック型だが、緊急回避で避けたり、敵のスキル発動を阻止したりといった、プレイヤーのアクションテクニックが必要になることもあり、簡単操作ではあるが、退屈などつきあいではない。

エコーオブソウルをプレイしてみて、オーソドックスでわかりやすい操作性を目指した作品なだけあり、特段に斬新なところは見られないが、シンプル操作と親切なナビゲーションのおかげで遊びやすく、いい感じなMMORPGといった印象だった。

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