セイクリッド シュヴァリエ

セイクリッド シュヴァリエは、ファンタジー世界を舞台に繰り広げられるバルドル帝国とレジーア連邦の戦いを描く、ブラウザシミュレーションゲーム。

プレイヤーは、いずれかの陣営に属す領主となり、所属する勢力の拡大を目的に勢力と戦いを繰り広げ、のちに「聖戦」と呼ばれることとなる戦いに参加する。

プレイヤーの拠点となる領地は、空中に浮遊する「天空城」だ。

これに乗って世界中を自由に飛び回れるのがセイクリッド シュヴァリエの大きな特徴となっている。

また、兵士ユニットを統括するキャラ「シュヴァリエ」（英雄）は、40名以上のイラストレーターが描いた100種類以上のシュヴァリエが登場する。自分の好きな絵柄のシュヴァリエを雇用し、その育成を楽しめる点も一つの魅力になるだろう。

さらにシュヴァリエは、戦闘によってレベルアップしてスキルを習得したり、さまざまな装飾品を身につけたりできるようにRPG的な要素も含まれている。

一般的なブラウザ型シミュレーションでは、城を建設して遠くまで何時間もかけて出兵していたが、空中に浮遊する「天空城」により自身の領地が移動できるというのは、また新鮮なシステムで今後も注目したい。

また好きな絵師の「シュヴァリエ」がいたら集めるのも楽しみのひとつとなるだろう。


■世界設定■

「セイクリッド シュヴァリエ」の世界には、バルドル帝国とレジーア連邦という二つの国が存在し、両国は常に対立を繰り広げている。

かつてこの世界には、イシュベール帝国と呼ばれる巨大な国家が存在していたが、魔法を操る貴族達がその力をもって市民を虐げていた為、人々の暮らしは平和と呼べるようなものではなかった。

ある時、傑出した才能を持つ者が生み出した錬金術により、貴族の魔法に対抗する力を得た市民が現れ、この帝国のパワーバランスに大きな変化が訪れた。

そして、この錬金術の力を身につけた市民達の台頭により、圧倒的な支配を続けてきたイシュベール帝国も混乱に陥った。

やがて、長きにわたった支配の歴史に終わりの刻が訪れた後、市民達が中心となって作り上げた民主国家「レジーア連邦」と、イシュベール帝国で支配を行っていた貴族の生き残りによる「バルドル帝国」という二つの国が建国するに至った。

この時より、後世に「聖戦」と呼ばれる戦いの歴史が始まったのである。


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