安らぎは彼方へ
ストーリー重視のノベルゲーム
投票受付中
能面のような笑顔(たにん)
空っぽな愛情(かんじょう)
ただ、死んでいないということが生きるということ
それが、自分にとっての人生(せかい)の在り方
それが、自分にとって変わり果てた人生(せかい)の在り方
かつては、違ったと、過去(ゆめ)の中の自分が儚く呟く。
そう、思っていた。そう感じている。そう予感しようとしている。
なのに。その絶望(きぼう)は崩れ始めた。
そして。その希望(ぜつぼう)は静かに鼓動を始めた。
彼方の夢(やすらぎ)は、今ここで――――――。
居場所をテーマにした、学園ノベルゲームです。
主人公、結崎大地はある事件をきっかけに、人との関係を無くし
孤独な立場になってしまい、それを打開しようと
日々を過ごすが、上手くいかない。
そんな中、とある女子生徒との交流を経て、
その環境や、大地自身も変わっていくのだった。
ヒロインは二人。
明るく、人当たりのよい貴志理華。
無口で、クールな神凪鏡子。
一見普通に見える彼女達ですが
それぞれが、居場所に関わる問題を抱えています。
選択肢は共通ルートの後半で1度限り。
攻略要素はなく、
ルート選択のためのものです。
内容としては、前半は明るく、
後半は重く、テーマを基にした展開となります。
純愛としての側面も持っています。
- 理華は明るく気さくな性格です
- 鏡子はクールで、マイペース。何かを秘めている感じです
- ゲームはウインドウタイプのノベルゲームです
- 立ち絵の大きさは2種類あり、位置などとあわせて演習に適した配置がなされます
- 自然公園にて、理華とデート。
- クールな鏡子が一瞬だけみせる、弱さと愛らしさ
- 雪の降る中、主人公は意識を失う
- 居場所を失い独り佇む主人公。
- ギャラリーモードも搭載しています
このゲームのポイント
・ノベルゲーム形式
・共通ルート後半で選択肢が一つあり
攻略要素はなく、純粋に物語を楽しむゲーム。
・プレイ時間 共通ルート20分
・個別ルート、それぞれ1時間程度
・ギャラリーモードあり。
安らぎは彼方へ
- 対応OS
- XP Vista 7
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 制作者
- 夢幻飛翔
- 本体サイズ
- 145MB
- Version
- 1.00
- 最終更新日
- 2013年6月10日
- お気に入り
- 票0票
このゲームはパソコン用のファイルも提供しています。
ゲームを遊びたい場合は、パソコンからアクセスしてください。
作者さん百合が多いですが、また「安らぎは彼方へ」みたいな作品が観たいです。
普段、男キャラ出ない女の子オンリーな作品が好きなのですが、大地君は好感が持てたので、作者さんの設定や構成、イラストで男女の恋愛話が観たいと思います。
ver1.00にてクリア。
「結城大地……彼はいったい……」
●シナリオ
センチメンタルハートウォーミングストーリー。
テーマうんぬんやヒロインより気になった、主人公のキャラ造詣。
渇望し、求める様は昨今の主人公像には見かけない素直さや真摯さがあり好感が持てる。
が、不可解な点もいくつか(読解不足なら謝罪)。
両親(主人公と神凪の)の対応の明確な理由が不明、
主人公の状態の第三者(専門家の)客観的説明がない、
主人公の状態を大げさ?に解釈するヒロイン、
他人の心理を演出的に御都合分析するカウンセラー主人公、
考察の余地があるともとれるし、補完シナリオが欲しい気もする悩みどころ。
後半は偏見入ってるかもですすいません。
●グラフィック
一枚絵や立ち絵のグラは技術的には稚拙な部分が見受けられるが、女の子がとても可愛く感じられる。差分も結構ある。
体操着に関しては
本当に、ありがとうございます。
●サウンド
BGMとして秀逸。テキストを読むのを阻害せず、かつ耳に心地好い。懐かしい感覚。
全体的に穏やかでおとなしめな曲調。
●システム
バックログが一文ずつしか戻れない、
コンフィグからタイトル戻れない、
既読スキップない、
それらが霞むほどの衝撃、
異常なんてレベルじゃない誤字脱字と
セーブファイル7つという事実。
れあどめで、ギャラリーモードの操作解説をあそこまで懇切丁寧にしているのは感動。
●オリジナリティー
主人公のキャラ、女の子の可愛さをテキストであまり持ち上げない点は新鮮でした。
●トータル
どちらかというとシリアスで硬派な感のある恋愛物語。ちょっと珍しいところもあると思うので、興味を持たれた方はプレイされてはどうでしょうか。
プレイ時間も割と短めで読みやすいテキストかと思います。
一番の見所は、主人公かもしれません。
コンフィグからリセットでタイトル戻れましたorz
勘違い誠に申し訳ございませんでした。
後、クイックセーブとオートセーブ含めたら9つありますね誠に申し訳ございませんでした。(でも、少ないよね。……少ないよな?)
感想、ありがとうござます。そして、色々とご不便おかけし申し訳ございませんでした。
高評価と課題点をしっかりと述べていただけるのは、制作側としては、とてもありがたいです。
今後も精進しますので、よろしくお願いします。
朗様、感想ありがとうございます。
まさか、二度も感想をいただけるとは思いもよらず、
今一度、ここで感謝の言葉を述べさせていただきます。
2ルートで、選択しなかったヒロインがどうなるか、というのは自分も考えてしまう事柄です。
ある程度の救済措置はとれたかもしれないと、今になって少し思いますが、
それでもやっぱり、幸せにできるのは一つのシナリオで一人だけなんですよね(苦笑)
暖かい感想、ありがとうございます。
この感想を胸に、これからも精進させていただきます。
それでは失礼します
『心に残ってました』
前にも感想書いてました。 ふと思い出す作品なんですよねえ(私にとって)。
たぶん 作者様の思惑と違うだろうことがとても気になって・・・
女子がふたりいます。 選択肢は攻略要素はなく、ルート選択のためのもの(紹介にもかいてあります)ルート選択だけのもの・・・ いわば 偶然ですね。どっち行っても不思議は無い。
どっちのルート行ってもストーリーは良いです。ひっかかりは少し残るとこもありますが 単品で十分物語になります。ふつうに良い物語で。
そのルートをまとめて ひとつの作品にしたことによって 私には忘れられない物語になりました。
*
たまに そおいう物語 選択肢のある物語に出会います。普通の物語でも選択肢からもれた子に悪いなあと言う気持ちになりますが・・・ ほんとに このルートで良いのか? 罪悪感を感じ 悩んでしまう物語が・・・
(その悩みを元にしたメタな作品も作られてますね。HIJIKIさんの「DANA GARDEN」とか)
*
これが 前のコメントで私が
「ああ さっきの世界で 係わり合えないもう一人の彼女はどんな思いをしていたんだろう・・・(同じ時間線と感じていたので)そう思ってしまうほど せつなかったです」
と書いていた理由です。
さて この物語は それの他にも色々と印象に残っている事柄があります。
ストーリに関わることも多々あるので 一度ここでUPして あとですこしづつ ページの方に書いてくことにします。(既読者対象に)
初読の時は なんでもない作品だと思っていましたが 色々考える元くれた作品でした。
さあ こめんと 少しずつ書いてこうかなと思ったら 作者様の返信が!
お邪魔してます^^;(うわ どうしよ どうしよ あせったりして・・・^^; お邪魔してます)
[感想その1 既読者推奨]
最初から少しのあいだが 状況説明パートになっています。事故の情景とリハビリの情景 復帰して一人暮らしを始め 人とのつながりを求める情景・・・
たぶん ここで 違和感感じる人が多いと思う。事故の原因がわからないわ 家族身内はどうしてんだ! 友人達って見舞いこなかったの? とか・・・
そして なぜに一人暮らし? 主人公のモノローグで 話されるが どうにも納得できない・・・
一人暮らしさせる財力があって・・・ ほっぽっとく・・・ まあ 実際リアルでそおいう 家庭もニュースで出てくることあるから あるんだろうけど・・・
そこが気になるとレビューアさんも 言ってましたね。
過去のことは あまり情報はありません。一方のルートでは 多少出てきますが 主人公と彼女の話の比率が多く過去の情景はあまり見えてきません。
まあ それは仕方ないのかもしれません。普通に一人称ノベルゲームですので 主人公の見たもの 覚えてるものしか描写されませんので。特に主人公には事故の後遺症がありますし。たぶん 人格も以前と変わってるんではないかなあ。
読んでくと やはり 主人公はすこし・・・というか だいぶ変わってるように感じられます。
それは 折込済みのストーリーになってますが。
その 違和感もいろいろ 考える基となって 良いです。 違和感を飲み込んで どうして?と 考えるのも(つじつま考える)のも いいものですよ。
つづく^^
[感想その2 既読者推奨]
『二つの道』
大地の道は二つあります。ヒロインごと?まあ それよりも大地の状態としてかなと感じた。
思い出さない 新しい自分と 思い出した自分。
どちらが正解と言うわけではありません。(観測者として切なさは感じますが)
あれだけの事故ですから 脳に物理的なダメージも相当なものです。それは パーソナリティー(自我)が変わるほど。(ほんとに変わります。まったく別人に)
別人のままだったら どうなるか・・・ しかもただの別人ではありません。 どこか欠けてる人です。(実際にリアルでも欠けて感じます。悪くは無いんですが そう 人がつい 距離おいてしまうような・・・) それが 理華の方のルートです。
理華もまあ 普通ではないんですが・・・ でもだからこそ大地に居場所ができたのかもしれない。 それが 作者さんの言っていた救済?かな?
思い出した自分の方。ふつうは こちらの方一本で作成されることが多いかな このタイプの物語は。
思い出せればそれにこしたことはありません。 思い出して手を取りあって終わるエンドは 観測者にとても 満足感を与えます。(通常の感性の場合ね・・・)
さて つい 記憶喪失の方に目が行ってしまいましたが。 この物語のテーマは『居場所』でした。記憶喪失はしシチュエーションでしかでありません。
特に 理華にとっては 大地の記憶なんてまったく関係無いですものね。何年も前の事故のことだって・・・
理華視点から見れば とても良いハッピーエンドです。
観測者(読者)は 事故のこととか知ってますし やはり 鏡子に肩入れしたくなっちゃうかもしれない。
実際私もそうだったし・・・
なんかまとまりない感想で^^;
またなんか考えることあったら 書くかもしれない。 つづく?
大地くん とても好感がもてます。昔しクラスにいたら 友達になりたかったかも。
理華さん 鏡子さん どちらのお話も 読後感とてもよかったです。
ただ 私の場合 理華さんとの話の後 すぐ選択肢に戻り 鏡子さんの話に入ってしまい。読了後 とても罪悪感を感じましたが・・・
ああ さっきの理華さんとの話の世界で 係わり合えない鏡子さんはどんな思いをしていたんだろう・・・・と(同じ時間線と感じていたので)
そう思ってしまうほど せつなかったです。
心に残る作品でした。
原作者の夢幻飛翔の秘村シキです。
ダウンロードページの更新ミスにより
ダウンロードに不具合が出ていました。
ご迷惑をおかけして、大変申し訳ありませんでした。
不具合は改善しましたので、よろしくお願いします