投稿者
フリーゲーム夢現運営
投稿日2006年 8月 15日
俺、小日向 薫（こひなた かおる）はわけあって高校一年の一学期を棒にふった。それを取り戻すべく意気揚々と学校へ通う俺の靴箱に、なんとラブレター？が入っていた。差出人はクラス委員もつとめている美少女だ。うるさい外野をなんとかかわし、心をときめかせつつ待ち合わせ場所へと赴いた俺は、その少女の脚に側頭部を薙ぎ払われ、失神した......。
「この学校に三人小日向姓がいるけど......皆、殺し合うために在籍しているのよ」
勘弁してくれ。
たのむから、改名させてくれ......。
災難から逃れようともがく薫と、薫を守ろうと努める椎子。そして、強力な敵、啓二。
三人の小日向が辿り着く闘いの終焉は......
『上記、ゲーム作者紹介原文』
≪感想≫
あまり弱点を言うのは好きではないけど、より多くの人にプレイしてほしいので初っ端からあえて言っておきます。それはキャラ絵がそれほどうまくない事。絵を見てすぐに終了ボタンを押してしまう人もいるかもしれないけど、ちょっと待った！そこは気にせず読み進めていってほしい。私の場合は途中で慣れてきて気にならなくなるどころか、逆に『味があって良いじゃないか』と思うようになり、今ではむしろ好きになってきました。第一印象で判断すると損するかもよ？
そして大事な中身。文章は全体的にテンポが良く読みやすい。ストーリーは日常と非日常的な部分の緩急の付け方が上手く、どういう展開になっていくのか気になってしまう。後半にさしかかると緊張感のある盛り上がりをみせていき、ヒロインの健気な行動にも心打たれる事でしょう。 また、セリフ回しがしっかりしているので、誰が喋っているのかが把握しやすい。特に主人公の友人である加納とのやりとりが面白く、まるで漫才のよう。このような楽しい日常描写の他にも、バットエンドになった場合にでてくる"加納と小夜子のヒントコーナー"での全くヒントとかけ離れた漫談が、とてつもなく楽しいのです。なので、ぜひ一度はバットエンドになってみてほしいところ。
紹介現在（2006/08/15）一通り話として遊べるのは「椎子編」「都紀子編」のみ。「時雨編」はまだ未完成で前半のみプレイできる。一編だけでも、十分ゲームとしてのボリュームがあるのに、「時雨編（後半）」や「小夜子編」なども誠意制作中ということで、今後にも大いに期待したい。バージョンアップが待ち遠しいゲームです。
「この学校に三人小日向姓がいるけど......皆、殺し合うために在籍しているのよ」
勘弁してくれ。
たのむから、改名させてくれ......。
災難から逃れようともがく薫と、薫を守ろうと努める椎子。そして、強力な敵、啓二。
三人の小日向が辿り着く闘いの終焉は......
『上記、ゲーム作者紹介原文』
≪感想≫
あまり弱点を言うのは好きではないけど、より多くの人にプレイしてほしいので初っ端からあえて言っておきます。それはキャラ絵がそれほどうまくない事。絵を見てすぐに終了ボタンを押してしまう人もいるかもしれないけど、ちょっと待った！そこは気にせず読み進めていってほしい。私の場合は途中で慣れてきて気にならなくなるどころか、逆に『味があって良いじゃないか』と思うようになり、今ではむしろ好きになってきました。第一印象で判断すると損するかもよ？
そして大事な中身。文章は全体的にテンポが良く読みやすい。ストーリーは日常と非日常的な部分の緩急の付け方が上手く、どういう展開になっていくのか気になってしまう。後半にさしかかると緊張感のある盛り上がりをみせていき、ヒロインの健気な行動にも心打たれる事でしょう。 また、セリフ回しがしっかりしているので、誰が喋っているのかが把握しやすい。特に主人公の友人である加納とのやりとりが面白く、まるで漫才のよう。このような楽しい日常描写の他にも、バットエンドになった場合にでてくる"加納と小夜子のヒントコーナー"での全くヒントとかけ離れた漫談が、とてつもなく楽しいのです。なので、ぜひ一度はバットエンドになってみてほしいところ。
紹介現在（2006/08/15）一通り話として遊べるのは「椎子編」「都紀子編」のみ。「時雨編」はまだ未完成で前半のみプレイできる。一編だけでも、十分ゲームとしてのボリュームがあるのに、「時雨編（後半）」や「小夜子編」なども誠意制作中ということで、今後にも大いに期待したい。バージョンアップが待ち遠しいゲームです。
- 立ち絵がコロコロ変わり面白いやり取りが
- コミカルな選択肢もあるぞ
- 次々と謎な人が出てくる
このゲームのポイント
吉里吉里２/ＫＡＧ３で制作
文章はテンポが良く読みやすい
選択肢によりエンドパターンが変わる
クリア後には面白い、次回予告・おまけモード・ヒントコーナーあり
一編のプレイ時間は3時間ほど
文章はテンポが良く読みやすい
選択肢によりエンドパターンが変わる
クリア後には面白い、次回予告・おまけモード・ヒントコーナーあり
一編のプレイ時間は3時間ほど
天雨月都
- 対応OS
98 Me 2000 XP 7- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- アドベンチャー・ノベル
- 年齢制限
- 全年齢
- 制作者
- porject天月
- 本体サイズ
- 18MB
- Version
- お試しVer 5.1 「椎子編」「都紀子編」「時雨編（前半のみ）」を収録
- 最終更新日
- 2005年12月24日
- お気に入り
- 票0票
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フリーゲームのムックか何かで知ってプレイしたなあ…懐かしい。
作者さん、長いこと頑張って更新してくれてたよね。いま何してるのかなあ。
楽しいゲームを作ってくれて本当にありがとう。天雨月都は僕の少年時代の大切な思い出です。
10代の頃にプレイをし今でも記憶には残っています
完結していないからもやもやしているというのもありますが
現代伝奇バトル青春ラブストーリー。
日常のキャラの掛け合いと、人間ドラマ、伝奇の展開の面白さのバランスが良く、ついつい読み進める没入感がある。
グラは、個人的には気になりませんでしたが、慣れていく方もいる様なので、そこまで意識しなくてもいいかな、といったところ。
BGMは印象的な曲調が多く、まさに、物語を盛り上げる、という効果を生み出していると思います。
システムは、既読スキップがありますし、ヒントコーナーによる救済もあります。ノベルゲとしてプレイアビリティーに問題はないでしょう。
オリジナリティーは、多少既視感はありましたが、気になるほどではないかと。
総評として、青春、伝奇、バトルが好きなら読んでハマれると思います。
未完であるというのがネックではありますが、実装済みのルートだけでも満足感が得られるボリュームはあります。
時間が掛かっても良いので、是非とも完成品をプレイしたいと心待ちにさせてくれる、そんな作品です。
もうこのまま完成はしないのか…非常に残念
オーソドックスな伝奇物ですが、キャラクターのやり取りがうまく
作品の世界観にがっつり引き込まれました
絵に関しては私はそう気になりませんでした。
すでにホームページもなくなっており、ゲームもお試し版ということで
これ以上の完成は期待できないのでしょうか･･･
残念です
絵はあまりよくないが、シナリオが秀逸。
とても楽しかった。