実験的なテアトロ アルレッキーノ編・第一部
劇場型オープンエンドノベルゲーム
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■ はじめに
本作は、ある大学の演劇サークルを軸に巻き起こる不可解な事件を、そのサークルに所属する主人公・ハイジの視点で綴る完全一人称(主観視点)のビジュアルノベルです。
目指したのはゲーム世界への没入体験です。ほんの少しでも覗いていただけたなら、このナンセンスで頽廃的な物語の世界にあなたを引きずり込んでみせます!
■ あらすじ
梅雨もようやく明けようとする夏のはじめ。公演を間近に控えた即興劇団ヒステリカは最終の追いこみに余念がない。
脚本のない即興劇という特異なスタイルと堅苦しい規律のために存続が危ぶまれていた弱小サークルではあるが、春には待望の新入団員を迎え、新たな体制での第一歩となる節目の公演である。
入団二年目のハイジは、性別を無視して名づけられた不名誉なコードネームにもめげずサークル活動に邁進してきた結果、この公演後にはヒステリカの新たな団長となることが内定している。
裏方の手配も終わり、大小の道具もあらかた準備でき、あとは仕上げの調整を残すのみ。最後の日曜日は公演前特有の緊張を孕みつつも、いつも通り気の置けない遣り取りのうちに幕を閉じる。
だがそれは同時に、まるで劇中の世界が現実に溶けだしてくるような、不条理で過酷な最後の一週間の幕開けだった――
- メインヒロイン「アイネ」
- メインヒロイン「ペーター」
- メインヒロイン「キリコ」
- オープニング画面
- 日常シーン①
- 日常シーン②
- 日常シーン③
- イベントシーン①
- イベントシーン②
このゲームのポイント
■クリア時間
3~5時間程度
■ご注意
この作品は、三編構成(アルレッキーノ編、イル・ドットーレ編、インナモラータ編)の作品における一断章であり、現時点において未完です。(選択肢において、選択できない肢があるのはこのための暫定的な仕様です。)
この作品は、二十年前の世の中を舞台としており、価値観やデジタル機器などに関して時流に合わない点があります。
この作品は、残酷描写、暴力描写、性描写、法律・法令に反する行為の描写等を表現上避けておりませんが、それらを物語の主題とするものではなく、また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものでもありません。
注目してほしい点
■注目いただきたい演出のポイント
・テキストボックスは四人目の役者!
・単焦点レンズを意識したフォーカスモード!
・場の雰囲気は『気がつけば』変わってる!
・一人称ノベルゲームにおけるキス描写の解答はこれだ!
■注目いただきたいグラフィックのポイント
・ヒロインの繊細な表情の変化!
・立ち絵はイベグラであり、イベグラは立ち絵!
■注目いただきたいサウンドのポイント
・場面の雰囲気を醸成するハイクオリティーなオリジナルサウンド群!
・BGMには自信があります!
制作者メッセージ
魂込めて作りましたのでぜひ遊んでみて下さい!
更新履歴
2023/06/01 Ver.1.0
2023/06/10 Ver.1.01(起動時の仕様変更、誤記修正)
2023/06/13 Ver.1.02(oggファイル、wavファイルをmp3ファイルに変換、システムまわりを修正)
2023/10/17 Ver.1.03(オートモードを実装)
2024/01/25 Ver.1.04(オートモードの割付キーを変更、バックログ有効化の裏技をreadmeに記載)
オートモードができず困ってます。オートモードの記載はゲーム内コンフィグにあるのですが、リドミに書いてありません。ゲーム画面にも出ません。どうすれば可能でしょうか?
コメントありがとうございます。
すみません、オートモードは実装しておりませんでした(コンフィグ内に記載だけあるというのもおかしな話ですね…)。実装は可能ですので次のアップデートで実装するようにいたします。今しばらくお待ちください。
ありがとうございます!お待ちしております
お待たせいたしました。オートモードを実装したVer1.03をアップロードしましたのでお試し下さい。なお、オートモードはキーボードのENTERで開始/停止する仕様となっております。
助かります!ありがとうございました
グラフィックは美麗で、テキストに合わせて表情や仕草が頻繁に変わるのでキャラが生きているようです。音楽もクオリティが高く、盛り上げてくれます。タイトルがわからないのですが、要所要所にかかるピアノ曲が特に好きです。ストーリーは好き嫌いがはっきりと分かれそうですが、ハマってしまうと何度もリピートしてしまいます。システムは右クリックでメニューを呼び出すタイプがやや使いにくいので評価を普通とさせていただきました。今回一番感動した場面は夕暮れの庭園でペーターが芝居の練習をするところです。汗のしずくが飛び散るグラフィックからペーターのひたむきさが伝わってきて、劇中劇の迫力あるセリフと音楽が一体となった名場面です。ハイジが思わず参加してしまう流れもいいです。二人の演劇を実際に見たいと思いました。
まだまだ先は長いと思いますが、作者様にはお体に十分気を付けて制作を続けていただきたいです。
プレイ&ご感想ありがとうございます。たいへん励みになります!
良いと言っていただいたシーンは何度も推敲を重ね、苦心に苦心を重ねて練り上げた部分ですので、そのように言っていただけて本当に嬉しいです。これからも頑張ります!