倒叙推論
殺人者は二度泣く
68.1点
■あらすじ
Y浜に住む男性、望月春人が何者かによって殺害された。
彼と同居していた恋人・猫宮七海は憔悴した様子で事件当時の様子を語る。
彼はプレミア付きのゲーム機、ソフトを多数コレクションしていたことから誰もがそれを狙っての強盗殺人だと思ったが、通報を受けて現場にやってきた蛇川は部屋に残された痕跡から七海が犯人だと睨み調査を開始する。
■スタッフ
・企画/脚本/スクリプト
りせ ( https://twitter.com/lilacbunch )
・イラスト
英田恵助 ( https://twitter.com/Aida_Keishi )
・BGM
「お砂糖と紅茶」
└nocno_music( https://twitter.com/nocno_music )
「真相への道」「静かな夜」
└こばやかわ( https://twitter.com/tooxtoo )
このゲームのポイント
ED数:1種類(途中の行動をミスするとゲームオーバー)
注目してほしい点
犯人のアリバイ
登場人物の掛け合い
制作者メッセージ
■実況について
収益化の有無に問わず歓迎いたします。
報告、許可は任意です。ただし動画タイトル、概要欄にゲームタイトルを必ず記載してください。
なおプレイしていただいた方へのお礼の内容となりますため、クリア後に表示される内容については公開はご遠慮ください。
■レビュー
歓迎いたします。
※実況、レビュー共に良識の範囲内にてお願いいたします。
※ゲーム内の画像、音楽素材を抜き出しての使用はお控えください。
更新履歴
2022/04/30 公開
2022/05/01 スマホからプレイした際に右スワイプでフリーズする不具合を修正、および同梱のテキストを一部修正
2022/06/08 捜査パートにて調べられる箇所をわかりやすく調整 クリア後のおまけの修正 誤字の訂正
サクッとドラマの一話を見ているようで楽しかった!二人の活躍をまた見てみたい!
クリア後のあとがき?(EXTRAの)で「この曲はこばやかわさん~」のところでBGMが鳴らないのは私だけでしょうか、、
説明の文があるのであ!あの時の曲か!とはなるのですが、、
キャラクターの絵がとてもかわいい。短時間で気軽にプレイできるのもうれしい。ドラマみたいに連作になるとファンが増えていきそうです。
シナリオ:良くも悪くも平易なシナリオ、ちょっとボリューム不足かも
グラフィック:味があってとても良いと思います
サウンド:状況に合わせたBGM、SEが使われていてとても興奮しました
システム:操作パートで失敗した後、メッセージスキップをONにしているとそのまままたゲームオーバーになる点
同じ箇所をクリックできてしまう点
オリジナリティ:某刑事ドラマや有名所から要素要素を抜き出してミックスしたような感じがします。この作者様だからこそ……!というシナリオを見てみたかったです
総評:令和の時代に合わせて作られたフリゲだと思いました、いろんな要素が現代風です。
最初はとても大きなプロジェクトとして始まって、徐々に尻すぼみになってしまったのかな……?とちょっと邪推してしまいました。
誰が、殺したのかというのは最初にわかるので、何故、どのように、という項目を紐解いていく話。
ゲーム的な選択肢は少なく、プレイ自体はストレスが無いものの、ドラマを読んでいるようでやや物足りなさがある。
物語としてはほぼ満点で、どのようにして犯行が行われたのか、は見ごたえがあった。キッチンの捜索パートを用意して、ヒントになるタイマーを調べられるようになっていれば、最後の駆け足感が薄らいだかもしれない…が、現状のままでもピースがカチカチとハマっていく感覚が小気味好いので、好みの問題かもしれない。
全体的な構成としては、某ドラマのオマージュというか、「あぁそうそう、あの人こういう風に言うよな…!」感があり、狙って作っているのを感じる。
様式美的というか、悪く言えば古臭い手法を、配信者という現代に当てはめて再構成しているのは見事だと思った。
私はあまり生配信に詳しくないので、実際にそんなことが可能なの??と思うシーンがあったが、プロローグの時点で語られているし、可能なのだろうな。と納得できたのはユーザーに優しいと思う。
作者の前作、あやかしやまでも感じたが自分が子供の頃遊んだ90~00年代のゲームを思い出す、レトロモダンな作品になっているのが嬉しい。「こういうの増えないかな…」と素直に思える作品。
応援しています。
コンパクトに纏まっていて良かった。追い詰めるキモの部分が小さくてグラフィックで気付かないので、見て分かったら嬉しかったかも