とむねこ

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  • 屑鉄まとうデモナへのコメント(2022年1月15日 15:15)

    ※コメントが重複してしまったので、こちらのコメントはネタバレ非表示にします、、
     非ログインコメントは勢いで書いてしまったので、こちらに校正した文章を投稿します。

    本編クリア15時間、レベル50(ノーマル)、クリア後要素はこれから。

    前作ジャンクリラがとても面白く、完成までの約3年間、制作日記を見ながら楽しみに待っていましたが、若干言い回しが難しいが筋の通ったストーリ、より洗練された戦闘システム、状態異常を含む戦術をフル活用してギリギリ勝てる戦闘バランスなど、今作も期待を上回るゲーム体験をさせていただけました。

    その他実装されているゲームシステムについても痒い所に手が届く配慮の行き届いたものだと感じられましたが、アイテム周りのユーザビリティについていくつか気になる点があったので、ここで言及させていただきます。

    ■宝箱開封時のの初回入手表示について
    本作では宝箱からアイテムを入手した時、初回取得時は青色、2回目以降は白色でアイテム名が表示されます。
    しかしゲーム内ではその仕様について説明書で特に言及されておらず、私の場合連続で同一アイテムを取得するまで気づきませんでした。
    (当初は青色表記アイテムはレアアイテムなのかと勘違いしてました)
    個人的にはチュートリアルや説明書に仕様を明記するか、アイテム取得時にNewのポップを出すなど直感的に分かる表現の方が適当と考えます。


    ■装備アイテムソート機能について
    本作の武器(兵装)、装飾品(呪角・呪機)は、入手エリアを第一キー、武器種/装飾品種を第二キーとしてソートされていますが、武器種や装飾品種を第一キーとしてソートする機能があると便利だと感じました。
    本作は基本的にエリアが進むたびに過去エリアの上位互換装備がドロップする仕様ですが、状態異常付与やユニーク武器(試作機)は過去エリア品でも十分使用に耐えうる装備が多く、またボス戦ごとに装備の耐性パズルや武種構成を考える機会も多いため、装備変更の機会が頻繁にありました。
    キー情報が入手エリアのみだと、必然最新エリアの装備しか検討する機会が無くなるため、装備の多様性を生かし切るためにもソート機能に改善の余地があると感じました。


    ■装備/スキルの記録機能について
    本作は装備やスキルの数がかなりの数に上り、特にスキルについては膨大な種類をユーザーが自らカスタイマイズする仕様のため、雑魚専用/ボス戦用で装備/スキルを手動で組み替えるのは多大な労力がかかります。
    装備やスキル構成の多様性を生かすためにも、他のゲームでも見られるような装備/スキルセットの保存機能が実装されることを強く望みます。


    ■「最近入手したアイテム」項目について
    本作はアイテムソートの都合上、新規入手したアイテムが装備欄の最下部に表示されるとは限らないため、入手アイテムを装備リストから探し出すのに結構時間がかかります。
    アイテム欄に他ゲームのスクリプトで見られる「最近入手したアイテム」欄があると、入手アイテムの性能概要がすぐわかるので便利だと感じました。


    ■手記の内容表示仕様について
    本作はフィールドで「手記」を取得した場合、TIPSから該当手記を参照しないと内容の確認ができません。
    取得した手記の内容確認のため一々TIPSから探し出すのは手間が掛かり、未読のまま進めるユーザーもいるのではないかと懸念しています。
    本作の手記はストーリー理解の上でかなり重要なファクターだと思うので、ゲームテンポは若干遅くなる可能性がありますが、手記取得時に自動で画面に内容が表示される仕様の方が、より多くの人にストーリーを理解してもらう助けになると感じました。


    ■「ロダネのひとこと」参照方法について
    本作はほぼ全てのアイテム、スキル、モンスターに対し「ロダネのひとこと」というフレーバーテキストが設定されており、世界観やロダネの人柄を理解するのに役立つだけではなく、読み物としてもとても面白いと感じました。
    しかし、「ロダネのひとこと」を参照するには図鑑から該当項目を参照する必要があり、全ての内容を読むにはかなりの労力が掛かります。
    少なくともアイテムやスキルについては、装備/スキル画面で該当項目で任意のキーを押すことにより、図鑑の該当項目へ自動ジャンプする機能を実装してもらえると嬉しいです。
    ストーリー進行の合間に新規入手したアイテム/スキルの「ロダネのひとこと」を気軽に参照できるようになるため、より多くのユーザーに魅力的な「ロダネのひとこと」を楽しむ機会を与えられると感じました。


    指摘事項については以上です。
    私も細かい仕様を完全に把握しているわけでは無いので、勘違い等の可能性もありますがご了承ください。

    以上を踏まえても、くろあめさんのストーリー構成、戦闘バランスデザインはフリーゲームのレベルを遥かに超越しています。
    次作以降の作品公開の方針は現時点で未定とのことでしたが、一ファンとしては有料公開の可能性も含めて、持続的な手段で制作活動を続けていただくことを強く希望します。