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  • Rhapsody-Of-Prophecyへのコメント(2016年9月11日 22:06)

    端的に言えば、一切遊び手に媚びない、ゲームの体裁であることさえ拒絶した、
    同人としてしか成立し得ない種類のゲームです。
    同人漫画ではよくあると思いますが、ゲームでもあるんですね。

    抽象的で哲学的な台詞と独特の世界観、というか雰囲気を、
    それも短時間で味わいたいという要求があれば、
    それには答えられたのではないかと思います。
    方向性としては、十分それもアリです。嫌いじゃありません。

    ただそれだけに、もう少し操作性がよければ…。
    抽象的で哲学的な台詞と独特の世界観、というか雰囲気を楽しむにしても、
    慣性の効き過ぎた自キャラクターの移動のせいで、毒沼に落ちて一発ゲームオーバー、
    最初からやり直しというのはさすがに噛み合っていないのでは。
    それもシュールといえばシュールですが。

    逆にRPG風の戦闘シーンはサクサク進むところを見ても、作者としてはあくまで
    抽象的で哲学的な台詞と独特の世界観、というか雰囲気作りが狙いなわけで、
    あのアクションの操作性だけは…。きっちり最後まで
    抽象的で哲学的な台詞と独特の世界観、というか雰囲気で流して欲しかったです。

  • 斧投げガールへのコメント(2016年9月10日 22:43)

    小規模な作りですが、ちゃんアクションゲームとして遊べます。
    ただし敵や敵弾のアルゴリズムなどが練られているぶん、それなりに歯ごたえがあります。
    「ちゃらっと遊びたい」人より、「それなりに歯ごたえは必要だが、ボリュームは不要」という人向けです。

    「こちらの攻撃はひたすら連打あるのみ、相手の攻撃はかわすのみ…」というアクションゲームが多い中、
    このゲームは斧攻撃の間合いがあるため、攻め時、守り時をきちんと測らなくてはいけません。
    そのため、攻撃の機会を逃すとほんの数秒ですが、次の機会を待つことになります。
    慣れれば速攻クリアもできそうですが、最初はとにかく粘りのプレイあるのみです。

    敢えて古典ゲームで喩えれば、基本はタイトー固定画面もの的なストイックな作りで、
    一発死、面ごとの復活、残数無制限と、死んで覚えるたぐいのゲームでもあります。
    雑魚の配置やボスの攻撃方法も工夫されてるように思います。

    気になったのが、攻撃が当たった時しかボスの体力ゲージが表示されないうえ、それが小さいこと。
    こちらは即死なのにボスは気持ち体力が多めのため、初プレイ時は多少ボス戦でダレやすいかと思いますが、
    それにこの体力ゲージの件が拍車をかけます。

    あと、最初キーボードで遊びましたが、9面のボスで投げました(汗)。終盤は緻密な操作が要求されるので
    ゲームパッド、それも2つのボタンが同時押ししやすいものを用意したほうが楽しめると思います。