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『魔忍英雄伝説-Keyaki-』へのコメント(2025年11月 3日 21:03)
作者様がインスパイアされたという和風RPGは、おそらく私も大好きなシリーズです。 そのため同好の士として贔屓目なレビューとなりますが、お許しください。
まず作風が素晴らしいです。 作者様手ずからのグラフィックとサウンドはオリジナルでありながら、かつての携帯ゲーム機の雰囲気もよく再現しており、遊びながら非常に懐かしい気分に浸れました。 特にサウンドは心地よく記憶に残り、クリア後は思わずBGM集のリンクを辿ってしまいました。
ゲーム難易度も調度よいと思います。ストーリーを進めながら適切にレベル上げをしていれば、ボスを倒すのに十分な強さになりました。 エンカウント率の偏りは少々気になりましたが(ツクールの特徴でしょうか)、その点もある意味で昔のゲームらしく、気分的にはマイナスにはなりませんでした。 特にこちらの戦力が優位な時に敵を一掃できるシステムが良かったです。マップ探索中のエンカウントでも時間の浪費や回復の必要が無く、確実に資金と経験値が溜まっていくのでかなりストレス緩和になりました。 他方、戦闘中に敵がかけてくるあるステータス異常にはとても悩まされました。ほぼ先制で使われるので、無効化できないキャラは長く動きを封じられて理不尽を感じました。 その点は既にアップデートで改善されているので、後からプレイされる方は問題ないかと思いますが。
シナリオについて。 全体として、とても良かったと思います。人と妖魔の間で揺れ動く主人公たちの心、過酷な経験を乗り越えて立ち上がるキャラクター達の姿は胸を打ちます。 過去編や時間経過といった要素も私としては好みです。長い年月に渡る物語、シナリオの奥深さが実感できました。 ただやはり良くも悪くも記憶に残ったのが、おそらく年齢制限に関わるであろう描写です。 これは登場人物にとっての悲劇であると同時にプレイヤーの倫理観を揺さぶる内容なので、ショックを受けるのが正しい反応なのかも知れません。 しかしもう少し別の表現だった方が私は受け入れやすかったと思います。あくまで私の感性の話ですね。
総評として、とても私好みのゲームでした。 最初に贔屓目と言いましたが、作者様が自ら創作したグラフィックとサウンドによって往年のゲームらしさを表現していることは、高く評価されるべきと思います。 シナリオは件の描写を別にしても、燃えと笑い、感動を織り込んだボリュームある内容だと思います。キャラクターたちの運命を見届けながら、最後まで十分に楽しめました。 ちなみに登場人物の中では、話の苦手な人が好きです。
素晴らしいゲームを楽しませて頂き、ありがとうございました。もし続編があるのであれば、お待ちしております。
まだ誰にもフォローされてません。
作者様がインスパイアされたという和風RPGは、おそらく私も大好きなシリーズです。
そのため同好の士として贔屓目なレビューとなりますが、お許しください。
まず作風が素晴らしいです。
作者様手ずからのグラフィックとサウンドはオリジナルでありながら、かつての携帯ゲーム機の雰囲気もよく再現しており、遊びながら非常に懐かしい気分に浸れました。
特にサウンドは心地よく記憶に残り、クリア後は思わずBGM集のリンクを辿ってしまいました。
ゲーム難易度も調度よいと思います。ストーリーを進めながら適切にレベル上げをしていれば、ボスを倒すのに十分な強さになりました。
エンカウント率の偏りは少々気になりましたが(ツクールの特徴でしょうか)、その点もある意味で昔のゲームらしく、気分的にはマイナスにはなりませんでした。
特にこちらの戦力が優位な時に敵を一掃できるシステムが良かったです。マップ探索中のエンカウントでも時間の浪費や回復の必要が無く、確実に資金と経験値が溜まっていくのでかなりストレス緩和になりました。
他方、戦闘中に敵がかけてくるあるステータス異常にはとても悩まされました。ほぼ先制で使われるので、無効化できないキャラは長く動きを封じられて理不尽を感じました。
その点は既にアップデートで改善されているので、後からプレイされる方は問題ないかと思いますが。
シナリオについて。
全体として、とても良かったと思います。人と妖魔の間で揺れ動く主人公たちの心、過酷な経験を乗り越えて立ち上がるキャラクター達の姿は胸を打ちます。
過去編や時間経過といった要素も私としては好みです。長い年月に渡る物語、シナリオの奥深さが実感できました。
ただやはり良くも悪くも記憶に残ったのが、おそらく年齢制限に関わるであろう描写です。
これは登場人物にとっての悲劇であると同時にプレイヤーの倫理観を揺さぶる内容なので、ショックを受けるのが正しい反応なのかも知れません。
しかしもう少し別の表現だった方が私は受け入れやすかったと思います。あくまで私の感性の話ですね。
総評として、とても私好みのゲームでした。
最初に贔屓目と言いましたが、作者様が自ら創作したグラフィックとサウンドによって往年のゲームらしさを表現していることは、高く評価されるべきと思います。
シナリオは件の描写を別にしても、燃えと笑い、感動を織り込んだボリュームある内容だと思います。キャラクターたちの運命を見届けながら、最後まで十分に楽しめました。
ちなみに登場人物の中では、話の苦手な人が好きです。
素晴らしいゲームを楽しませて頂き、ありがとうございました。もし続編があるのであれば、お待ちしております。