千数百年の因縁と因果を終わらせる長編RPG
☆あらすじ:
レズナ暦3300年。突如アナテラ海洋に出現した大樹、月光樹から舞い散る花粉によって、世界は滅亡の危機に瀕していた。
月光樹から飛散する花粉によって罹患する『月光華花粉症』は、罹患者を恐るべき花の怪物・『月光華』に変貌させ、
その怪物が放つ花粉によってまた罪のない人間が月光華に変貌してしまうと言う負のスパイラルが、世界を絶望の渦中に叩き落していた。
主人公クレイド・サクリファイスは、その月光華を討伐するチーム・ルナイトに所属する戦士であったが、
月光華をその場凌ぎに倒して賃金を得るだけで、月光華花粉症を根絶しようとしないルナイトに業を煮やし、出奔。
自分に同調する、同じルナイトの戦士であるフレイン・サクリファイスと共に、月光華の謎を解き明かして行く内に、恐るべき真実に彼らは突き当る。
――それは、レズナ暦3301年。
つまり今クレイド達が活動している年の翌年に、この地球上から人間が滅んでしまう、と言う壮絶な未来であった……。
☆このゲームについて
このゲームは2005年に、黒沙希降架氏によって作成されたフリーゲーム、
『Dark Necklofar ~闇への生贄~』の続編に当たる、『Dark NecklofarⅡ ~絶命の月光華~』のファンメイド作品となります。
今作は、黒沙希氏によって過去配布されていた、オリジナルとなるDark NecklofarⅡ(以下DN2)の体験版を下地に作成されており、全40章中3章までの体験版パート以降、つまり残りの37章が有志の手によって作成された物となります。
その為本家本元の作者である黒沙希氏が手がけたパートから、展開の著しい乖離および、キャラクターの性格が紹介文とは違う、などという現象が多発しております。御容赦の方をお願いします。
またこのゲームは『Ⅱ』と言うタイトルの通り、前作Dark Necklofar ~闇への生贄~の続編であり、前作をプレイしているとより展開が楽しめる作品となっております(当然、前作をプレイしておらずとも楽しめるよう努力はしたつもりです)。
☆スチル
今作は有志の皆様方の御尽力によって、計100枚以上ものスチルが寄稿されるという、ツクール全体を見渡しても類を見ない作品となっております。
美麗なスチルによって、従来のイベントは大幅にブラッシュアップされ、最早全くの別物へと昇華されました。
是非、スチル込みでのDN2Rを、お楽しみ下さいませ。
☆どこかで見た台詞回し
本作は今日のフリーゲームの見地に照らして、セラフィックでブルーだなと思われる語句や表現がありますが、
本家である黒沙希降架氏が製作したかった作品の気風、文学性、芸術性、時代背景等を考え合わせ、有志もそれを尊重する形と致しました。
☆Wiki
https://w.atwiki.jp/darknecklofar/
上記URLから、前作のダウンロード等が出来ます。合わせてご活用頂ければ幸いです
メインビジュアル1
メインビジュアル2
タイトル画面
今作の敵である月光華。人と華の融合したような怪物である
主人公であるクレイド・サクリファイス
敵組織の大幹部である『アダム』。その目的とは…?
敵組織の幹部達である、『七曜導師』。戦闘前のカットインも搭載
前作主人公であるクライン・サクリファイス。今作では敵として立ちはだかるが、その真意は、不明
ヒロインの一人であるアルルリノア。宣伝の為脱いで貰った
全40章構成。その果てに近いところで待ち受ける、この少年は果たして?
※2.Xの内容になります※
約18時間でクリア。
前作(DN1)未プレイでも支障がない作りになっているが、前作を知っているとより深く物語を楽しむことが出来るので時間がある方は前作もプレイした方が良い。
まず注目するべきは美麗なスチルの多さだろう。
近年公開されているフリーゲームでもこれほどまでにスチルが実装されているものは中々見られないと思う。
胸の大きいキャラクターが多いように感じたのは制作陣の趣味だろうか?
完成版(ver3.X)ではもっとスチルが増え演出面が強化されているとのことなので、違いを見るために再度プレイしたい。
ストーリーはよく構成されており、非常に奥深いものになっている。
重大なネタバレになるため詳しくは書けないが、かつて敵だった人物との別れのシーンがお気に入りだ。
しかし、あまりにもストーリーが出来すぎているため、黒沙希降架氏のあの独特な雰囲気は薄れてしまっているように感じた。
キャラクター一人一人もしっかりと生きており、パーティーメンバーが大いにも関わらず空気になっているキャラが居なかったのが良かった。
戦闘面でも使えないキャラがおらず、様々なプレイスタイルに対応出来るのも嬉しい。
システム面ではどこでもセーブが出来ないという当時のツクールゲーの雰囲気を残しながらも、あらすじ機能やダンジョンのショートカットなど快適なプレイが出来るように工夫されている。
特にショートカットはありがたかった。
BGMの選曲や、前作から引き継がれるボス前でのセリフなどセンスを感じる。
十数年前にエターなった作品の体験版を酔狂な…熱意のあるツクラー達が完成させてしまう作品など、後にも先にもこの作品しかないだろう。
良質なRPGを楽しみたい人におすすめ。
・良い点
良質なストーリー
個性豊かなキャラクター
シンプルかつ奥深いデフォ戦
ユーザーに優しい仕様
ヴォーカルありの癖になるクサメタル
・気になった点
物語が進むにつれ増え続ける設定
(多分)グレーゾーンな裏ボスたち
感想の方、誠にありがとうございます。
今作においてスチルの追加や、ストーリー部分は、黒沙希氏にお見せしても恥かしくないよう力を入れた部分でございますので、褒められるとこちらとしても大変嬉しく思います。
>>グレーゾーンな裏ボスたち
密に、密に
一作目と今作を通してプレイしました。
ストーリーは怒涛の展開の連続でちょっと疲れるなと思いつつも最後まで飽きさせない光るものがありました。
戦闘は中盤以降大味ながらも派手な大技の応酬でバチバチやりあうのは世界観とマッチしていてとても良い。
キャラクターも好きなキャラ使いたいキャラが多すぎて戦闘メンバーの4人枠じゃ全然足りないくらいでした。(主人公の固有応力で育ててないキャラもレベルが引き上げられるのは◎)
マップやダンジョンは前作ほぼそのままかと思いきや深海に言ったり天界にいったり時空を超えたり並行世界にいったり月にいったりと新しい場所に行くたびに昔のFFやクロノトリガーみたいなワクワクを思い出して嬉しかったです。
そこそこ粗はあれどやっててそれが気にならなくなるほどには良作だと思います。
あと一作目のキャラ(仲間も敵も)が結構関わってくるので前作から絶対にやっておくべきだと思います。
ストーリーの出来もさることながら、単純にゲームとしての完成度が高いです。
驚く程多種多様、そして個性豊かなボス達にどのようなパーティ編成で挑むかシミュレートしている時は本当に楽しい。
リトライのテンポも良く、負けたとしてもすぐにやり直せるユーザフレンドリーな設計。
ただほとんどのボスがゴリ押しで倒せてしまう為、歯応えを求めているならハードモードでやった方が良いかな。
楽しく遊ばせていただいております。
第35章の、闇の翼の居場所がわかりません。
宜しくお願い致します。
数ヶ月前にクリアしたけどここに感想を送るのをつい忘れてました忘れんぼです今書いているのですが、このシリーズ一作目からのファンでこのゲームそのものは記憶に強く残っています、体験版から補完されたストーリーは王道と言えば王道でしたが話そのものはとても素晴らしく、製作者達のフリーゲーム愛、数々の作品愛が強く感じられた集大成作ですが、それでもこのシリーズ独特のダーティさ&ブラッディさが足らなかったと思います、特にイズヴェルを積極的にしないところがいただけなかったなとかあります、七曜導士の路線も独自路線も良い所で体験版との矛盾が見られてしまいます、それでも後半のマーキュラス一派、宿敵のアナテラン兵器達、クローン達の確執はとても良かったです、あと贅沢を言うならばカジノ技はパーティメンバー全員のがあったりすると個人的に嬉しかったです、シナリオが星四なのは外典は聖典に及ばない、総評が星四なのも、そういう風として受け止めてください、これで以上です、クリア時まとめ切れない部分、言い切っていいかという悩み、ついでにまたこのシリーズをやり直そうという意気込みがあり、最後となりますが次回のアップデート版も楽しみにしています、これはこれで楽しめる部分は多いしサブイベントを増やしたりスチルを増やしたりするという心意気はやっぱりファン愛ですね、自分も関わりたいとかうらやましいとか思っています、がんばってください、応援しています。PSプルート・ローズマリーの同性愛的イベントを増やしてくれると助かります、サエカル・サキエリスの同性愛的イベントも同じような気持ちを持っています、よろしくお願いします。
クリアしました。良作です。近年ゲームへの興味が薄れてきましたが、その私がそう思うのでかなり良質と思います。
ストーリーで魅せる作品です。
前作未プレイでした。
作品固有の名詞を覚えるのは相当な量になります。
この作品はざっくり言って複数陣営が入り乱れて争う物語です。
当然にして登場人物が多く、
次々と出てくるキャラクターやバックグラウンドが、悉く前作に関係している匂いがします。
前作の影響が薄れる終盤まで何のこっちゃ判りません。
ゆえに前作プレイを前提とした方がよいです。
ゲームにストーリー性を求める方には、それでも十分お釣りはきます。
システム的なことでは、
次の目的地がミニマップに示されると良かったです。
地名で言われてもそれがどこにあるのか、どこから行けるのかが判りません。
おじさんにとっては名前を覚えるのも探すのもとても苦痛です。物語を楽しみたいので。
列車の場所が判らず随分時間を無駄にしました。
お金さえあれば最初から最強装備が揃うのはよい所。
ボーカル入りの曲挿入は初め驚きましたが癖になります。
曲のフォルダから直接再生して聴いています。
バンドのHPが見つからずちょっと残念。
隠れた名作と聞いて今頃になって手を出してみました
せっかくなので前作(Altered)から初めて5時間、本作は23時間程でクリアです
全40章の物語は非常に濃密で20章をピークにする中盤の怒涛の展開と
大団円にふさわしい最終決戦には来るものがあります
ダークな世界観とは対称的にコントみたいなコミカルな会話が多いのも面白いところ
敵味方とも魅力的に描かれてキャラ立ちという点でも素晴しいの一言
戦闘面では2000のデフォ戦にランダムエンカウントと少々古臭いものの
ダメージ4桁越えに加えて派手なスキル構成によって戦闘はサクサクでテンポも良さげ
他にもクサメタル好きにはたまらない選曲のチョイス(OPだけでボーカル4曲)や
今回もやってくれたボス戦前のボイスによるナレーションにもニヤリ
ホコグラ敵グラが合っていないのでグラフィックの星をひとつ落としたが、今後のアプデで改良されるようなので新規の人はアプデを待ったほうがいいかと。
ストーリーは文句ないです。
久しぶりに熱中できるゲームと出会えました
BGMの音量がところどころ大きかったり小さかったりするのでそこが気になったが、熱中していったら些細な問題になった
おすすめの作品です
前作はセラブルの影響受けてそうなわかるネタを体験するためにやったっきりでしたが所々作者の個性が発揮されてるところはそれはそれとして感銘を受けてました(肉声voice、オアアアア)。
続編のこのソフトができた経緯がすでに面白いですが中盤以降全部40章と黒沙希降架史で銘打ってたものを作ったと聞いたときは水増しでは?と思いきや1章に3つぐらい山場の怒涛の展開がつっこまれて(fatalmixつかわないですむぐらい)、やめ時をみつけずらかったです。どうやら知らない前作があったのかもしれません。
序盤に仲間になる娘のOPの張り切り具合や
原作者がつくったぶんとして尊重されるべきなんでしょうが
後々の話の展開を向けて主人公や設定が更正させられてるような
場面があり微笑ましかったです。
その後は主人公もかなり好きな奴になりました。
戦闘は拡張機能みたいなの使われてて4桁以上のダメージがでたり
リレイズみたいなバフもあったので快感でした。
敵も個性がある敵が多くやりごたえがありました。
ネタバレが怖いですが地図やサブイベの一覧はwikiにあるので相棒を添えて是非参考に
既にクリアした者ですが、このゲームは本当に四十章構成になっており、骨太のRPGとなっているのでがっつりと遊びたい人にはおすすめです。
シナリオは二転三転、先の読めない構成になっていて、特に後半に差し掛かってからは非常に輝きを感じるものになっています。
戦闘バランスも易しく、いろんなメンバーで多少無理なプレイをしても攻略できてしまうので、よく考えられていると感じました。
また、この作品の独特な表現、世界観には何らかのクセがあって、一風変わった作品を求めている人にはおすすめです。
ネタゲーかと思っていたのにプレイしてみるとそうでもないのに驚いた
ファンメイド作品としてはかなり完成度が高く、前作と合わせてプレイすることで独特な世界観などに浸れるようになっている
序盤の大陸レベルで移動する場所が不親切に感じたので、そこらへんを何とかしてもらいたい
すごく面白かった