ゴマ

user-pic

コメント数は7回です

  • follow icon0フォロー
  • follower icon0フォロワー
  • 黄昏境界線【EX追加】へのコメント(2017年8月16日 22:33)

    • 5
    • 5
    • 3
    • 4
    • 3
    • 4

    Ver.1.05アドバンスモードクリアの感想です。

    良い点
    ・戦闘 「RPG玄人向け」という一文は伊達ではなく、一戦一戦が死闘でありかつ知恵を絞れば突破できるという絶妙な難易度です。各キャラごとにチュートリアル的な戦闘が用意されており、実践を通して各スキルの特徴が把握できるのも好印象です。
        
    ・ストーリー 専門用語が多く物語が展開するスピードも早いので一見すると難解ですが、その実王道なストーリーです。仲間の一人一人にしっかりとスポットライトを当てているので、自然に感情移入することが出来ました。設定も相当深く練られており、かつそれがしっかり活用されているので作者さんの力量を感じさせられました。

    ・システム アイテムを使用することでレベルアップするシステム。イベントで得られるメインの物以外に店でも購入できるので、ゴリ押そうと思えばいくらでもゴリ押すことができ、逆に低レベルでどこまでいけるか挑戦することもできるので、作品のコンセプトとマッチしているシステムです。また殆どのスキルがシナリオでの仲間の成長に応じて増えていくというのも、個人的には好みです。

    悪い点
    ・戦闘 難易度についてですが、知恵だけでは限界があり、最善を尽くしてなお運が絡むバランスです。後半になるとそれがより顕著になります。仲間の中に現HPの割合に応じて攻撃力が変化するキャラがいますが、自分でHPを減らす手段が一切ありません。一応他の仲間が極低HPで全員を復活させるスキルを持っていますが、それも敵に一度倒してもらわなければ使えません。このあたりはどうかと思いました。
     
    ・ストーリー とにかく思わせぶりな言い回しや諧謔が多いです。まだキャラに愛着の湧いていない序盤から敵味方ほぼ全員がこの調子なので、人によってはそれだけで敬遠しかねない程です。またキャラの思考を必要以上に文章で表す傾向があり、全体的にゲームの文というより小説文のような印象を受けました。

    ・システム まず会話の早送りやスキップが出来ません。何度も戦って攻略法を見つけていくのが前提のゲームでこれはあんまりだと思います。またフィールドでのダッシュもないので、敵をかわしづらく無駄にエンカウントしては逃げるのを繰りかえして進むという、せっかくのシンボルエンカウントなのに本末転倒な印象をうけました。※最新のVerでは会話スキップが実装されているそうです。

    正直、問題点も少なくないので客観的に見れば☆3~4が妥当だと思います。ですがシナリオや戦闘が本当に魅力に溢れており、欠点を補って余りある楽しさです。ここ一年で最も楽しませて頂いたゲームとなりました。よって☆5とさせていただきます。

  • 黄昏境界線【EX追加】へのコメント(2017年8月16日 14:33)

    ガランのヴァンデッタ・アルバについてですが、アパデー戦で左右のアルターエゴを倒した後にゲヘナの炎に合わせて発動しても、敵の技を防ぐだけで反撃してくれません。これは何が原因なのでしょうか。もしや相手から受けるダメージが0だと発動しないのでしょうか?

  • 黄昏境界線【EX追加】へのコメント(2017年8月13日 20:20)

    ティグレ救出時、建物突入後に買い物が出来なくなるのは仕様でしょうか?

  • ホヤウカムイ5.9へのコメント(2016年6月23日 18:58)

    • 4
    • 4
    • 4
    • 4
    • 5
    • 5

    裏ダンジョンを含めたストーリー部分をクリアした感想です。多少のネタバレ有。

    前作ラプシヌプルクルはセーブのしづらさやMAPの見づらさが原因でプレイを断念してしまいましたが、今作ではそれらの点が全て改善されています。加えて前作の売りである戦闘バランスや、敵を含めた登場キャラクター全て自作絵というこだわりはそのままに内容はボリュームアップしており、更に全てのアイテムに詳細なコメントが付いているという凝りっぷり。前作が公開されたのが去年の11月であり、これを完成させるのに半年たらずしか掛かっていない計算になるので、正直空恐ろしさすら感じらせる制作速度だと思います。

    戦闘についてですが、前作ではレギュラーメンバーと控えメンバーのLv差が拡がっていくので固定メンバーになりがちでしたが、今作は他のキャラのLvを主人公のLvに合わせるシステムが導入されたので、豊富な味方キャラクターを存分に活かして戦う事ができるようになりました。サブダンジョンも含めると膨大な数のボスがおり、それぞれ一筋縄ではいかない敵ばかりですが、味方も「これアリなのか?」と思うくらい強力なスキルを持っているキャラクターが多数存在するので、試行錯誤して強敵を撃ち破る喜びをたっぷりと味わう事ができます。

    反面、気になる点も存在します。後半のダンジョンには新十大神というボスキャラクターが点在しており、その辺りからボスや雑魚敵の強さがうなぎ登りになってくるのでどうしてもLv上げを強要される点と、強力になっていく雑魚敵の強さと経験値の上昇具合が釣り合っていないのでLv上げがしづらい点です。前作では鶏雛という経験値の高い敵(いわゆるはぐれメタル)がそれなりの確率で出現したのでLv上げは容易でしたが、今作では鶏雛の出現率は控えめになっており、それがLv上げのしづらさに拍車をかけています。私はLv上げに時間を掛けるのを苦痛に感じるタイプなので、この点はどうしても辛かったです。ですがこのゲームは敵のドロップアイテムに有用な物が多数あり、それらを集めるついでにLv上げをしていくという手法が取れるので、人によってはさして苦にならないかもしれません。

    総評としては、癖は強いですがハマる人はとことんハマる、丁寧に造られた良作です。裏ダンジョンを含めた本編クリアまでは文句なしの★5、それ以降は★4とさせて頂きます。

  • ゴーストたちのねがいごとへのコメント(2015年11月29日 19:59)

    • 5
    • 3
    • 4
    • 3
    • 5
    • 5

    難易度ノーマルで裏ダンジョンのラスボス前までプレイした感想です。

    ストーリーは少女2人の成長物ですが、世界観はかなり独特です。「霊威」や「涯荒らし」といった専門用語が頻出するので最初はややとっつきづらかったです。日常パートは安定して面白く、自然とキャラに愛着が湧く作りになっています。ですがシリアス展開になると途端にキャラが芝居がかった言い回しになり、筆が滑っている印象を受けました。
    グラフィックはドット表現の細かさに驚きました。主役2人の表情や動きが日常でも戦闘でもコロコロ変わるので、見てるだけでも楽しいです。

    戦闘については、非常に骨太で歯ごたえがあります。このゲームは状態異常と補助効果が重要で、それらを駆使しないと先へ進むのが難しい作りになっています。スキルの種類も多く採れる戦術も幅広いので、ボスごとにあれこれ試行錯誤するのが非常に楽しかったです。かといってゴリ押しが効かない訳ではなく、レベルアップまでの経験値は少な目なので堅実にプレイするのもありだと思います。
    ただ本作の売りの一つであるクリティカルシステムについては、連続行動の有無が完全にランダムなのでボス戦ではあまり当てになりませんでした。強力なザコ敵と戦う時に最も恩恵を受けたと思います。

    演出については、特にアイテム関連が目を引きました。階層ごとに強力なアイテムの入った宝箱がいくつか置いてあるのですが、取ると主役2人がそのアイテムについて小話をします。これが結構な数あるのでアイテム収拾のモチベーションに一役買ってくれます。またアイテム図鑑もアイテムやスキルごとにキャラの感想が書かれており、すごいボリュームなので感心してしまいました。
    また本棚やベッドなどを調べると主役2人がそれぞれ違う感想を言う点や、街の住人もストーリーが進むごとに台詞が全員違っているなど、細かい部分に配慮が感じられ非常に好印象でした。

    総評としては、RPG中上級者向けの骨太な良作です。

  • ASTLIBRA ミニ外伝 ~幻霧の洞窟~へのコメント(2015年11月26日 02:40)

    • 3
    • 3
    • 5
    • 4
    • 2
    • 4

    難易度通常でEDまでプレイした感想です。

    外伝ということで本編の前日譚?的な扱いですが、一作でキッチリと完結しておりボリュームも十分にあります。主人公は一切喋らず吹き出しで感情を表す形式ですが、それだけでも主人公の人柄が伝わってきてうまい表現だと思います。
    グラフィックに関しては文句のつけようがありません。キャラドット、背景、効果、全てが高水準です。これだけでもプレイする価値は十分にあると思います。
    サウンドに関しては、主人公や特定のボスキャラにボイスがある事に驚きました。どの方も上手なのでより臨場感が増していました。

    システムについてですが、途中までは快適に進められたのですが後半から不満がたまり始めました。このゲームは縦穴に落ちて次のステージに移動する形式なのですが、落ちた先に敵がいる場合が多々あります。序中盤は問題なく対処できるのですが、後半になると敵が加速度的に強くなるだけでなく数もどんどん増え、縦穴に落ちる→何も出来ない状態で袋叩きにされゲームオーバーという事態がしょっちゅう起こります。落ちた先に扉でもあれば助かる可能性がありますが、その先でも囲まれていた場合はほぼ詰みです。これはかなりストレスでした。
    加えて、そのような状況で四苦八苦していた時に何気なく宝箱を開けたら、それまでの装備に数倍する性能を持つ武器防具が出てきてあっさり突破できました。その装備はラスボスまで通用し更にその後もう1個手に入ったので、バランスが良いとは言い難いと思います。

    総評としては、素晴らしい点は沢山ありますが欠点も目につくゲームでした。

  • 嘘つきジニーと磔刑の国へのコメント(2015年6月 8日 00:22)

    • 5
    • 3
    • 4
    • 3
    • 5
    • 5

    軽い気持ちで始めたら、いつの間にか夢中になり丸半日潰してクリアしてしまいました。
    情報を小出しにして多くは語らない物語形式で、やや淡泊な印象を受けますが想像力を刺激してくれます。
    立ち絵は可愛らしい画風ですが、不思議とゲームの雰囲気とマッチしています。
    BGMについては特に印象に残りませんでした。違和感を感じるような場面はなかったです。
    システムは素材以外の全てのアイテムが装備可能という点に驚きました。「魔王物語物語」の装備形式に似ており、これのお蔭で戦術に大きく幅が出ています。ただ、
     ・装備欄を増やすのにお金が必要で、ボス戦で手に入る金額だけでは後半から足りなくなり、ある程度稼ぐ必要が生じる。
    また特定の雑魚敵を倒した場合、倒した数だけ召喚できる「使役」システムがありますが、
     ・後半から急激に雑魚敵が強くなるため、先へ進む為の召喚ストックを蓄えるのが難しくなる。
    上記の点でゲームのテンポをやや損なっている印象を受けました。しかしその点を考慮してもグイグイと先に進みたくなる吸引力のあるゲームです。
    試行錯誤して強敵と戦うのが好きな方は是非。