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『あすなな-アストリア王国騎士団第七小隊-』へのコメント(2016年1月 2日 14:13)
この作品の魅力はストーリーとそれを織り成すキャラクターに集約されると思います。 メインである政治と戦争描写がご都合主義に頼らず具体的に描かれているのが良かったです。 これは世界観がしっかりしていることの賜物でしょうし、空の軌跡に似ているという感想が あるのも、だからこそだと思います。 戦争の最中では主人公アリアちゃんも大きな流れに翻弄される人々の一人に過ぎず、一体どうなって しまうのかとかなり熱中しました。 そして、大臣や王様に食って掛かるじゃじゃ馬だったアリアちゃんが戦争による喪失を越えて、 国と仲間を守る「騎士アリア」へと成長する正統派な物語には素直に感銘を受けました。 アリアちゃん、そしてあすななの皆、アストリア王国の人々の幸福を願いたくなりましたね。
アリアちゃんにばかり言及しましたが、チャットによる雑談から醸し出されるメインキャラの人間くささ、 メインキャラだけでなく、確かにその世界で地に足をつけて生きていることが感じられるサブキャラたちも魅力的でした。 群像劇の要素も強いと思います。 ただ、某復讐者は個人的にもう少し掘り下げて欲しいと感じたました。が、やりすぎると悪役のキャラが立ちすぎて 物語終了後の後味の悪さにつながるでしょうから、あくまで楽しい王道ファンタジーである本作にとっては これで良かったのかもしれません。 また、エンディングはあっさりしていると感じましたが、この作品の場合はもう少し長く濃くしても 良かったのではないかと思います。
戦闘演出は秀逸で、特にカットインがかっこいい。技使用時の台詞も良い。 BGMも特にユーフルカさんのものがマッチしていて盛り上がります。 おかげで荒いドット絵もさほど気にならない。 加えて全体的に間延びしないサクッとした演出なので、バトルに気だるさを感じずにすみました。 戦闘バランスは緩めですが、ストーリー重視のRPGとしては適切ではないかと。 マップがいつでも見られるのも攻略がサクサク進んでよかったです。 ただ、ラスボスがあまりにも弱すぎる(体感上某ワゴンの帝王より弱い!)ので、物語の演出上、 こいつだけは苦戦する難易度にした方が盛り上がるのではないかと思います。 後は最後の戦いで、某魂を取り込まれたお方とのやり取りなり、取り戻せたのが分かる描写が欲しいかな、と。 10話の内容に感動しただけにここは少し残念でした。
最後に独創性について。 王道的ということは作品を成立させているおのおのの要素はありふれているということではありますが、 むしろそれらを組み合わせて、これだけの作品を完成させる作者さんの技量の高さを感じました。
この作品の魅力はストーリーとそれを織り成すキャラクターに集約されると思います。
メインである政治と戦争描写がご都合主義に頼らず具体的に描かれているのが良かったです。
これは世界観がしっかりしていることの賜物でしょうし、空の軌跡に似ているという感想が
あるのも、だからこそだと思います。
戦争の最中では主人公アリアちゃんも大きな流れに翻弄される人々の一人に過ぎず、一体どうなって
しまうのかとかなり熱中しました。
そして、大臣や王様に食って掛かるじゃじゃ馬だったアリアちゃんが戦争による喪失を越えて、
国と仲間を守る「騎士アリア」へと成長する正統派な物語には素直に感銘を受けました。
アリアちゃん、そしてあすななの皆、アストリア王国の人々の幸福を願いたくなりましたね。
アリアちゃんにばかり言及しましたが、チャットによる雑談から醸し出されるメインキャラの人間くささ、
メインキャラだけでなく、確かにその世界で地に足をつけて生きていることが感じられるサブキャラたちも魅力的でした。
群像劇の要素も強いと思います。
ただ、某復讐者は個人的にもう少し掘り下げて欲しいと感じたました。が、やりすぎると悪役のキャラが立ちすぎて
物語終了後の後味の悪さにつながるでしょうから、あくまで楽しい王道ファンタジーである本作にとっては
これで良かったのかもしれません。
また、エンディングはあっさりしていると感じましたが、この作品の場合はもう少し長く濃くしても
良かったのではないかと思います。
戦闘演出は秀逸で、特にカットインがかっこいい。技使用時の台詞も良い。
BGMも特にユーフルカさんのものがマッチしていて盛り上がります。
おかげで荒いドット絵もさほど気にならない。
加えて全体的に間延びしないサクッとした演出なので、バトルに気だるさを感じずにすみました。
戦闘バランスは緩めですが、ストーリー重視のRPGとしては適切ではないかと。
マップがいつでも見られるのも攻略がサクサク進んでよかったです。
ただ、ラスボスがあまりにも弱すぎる(体感上某ワゴンの帝王より弱い!)ので、物語の演出上、
こいつだけは苦戦する難易度にした方が盛り上がるのではないかと思います。
後は最後の戦いで、某魂を取り込まれたお方とのやり取りなり、取り戻せたのが分かる描写が欲しいかな、と。
10話の内容に感動しただけにここは少し残念でした。
最後に独創性について。
王道的ということは作品を成立させているおのおのの要素はありふれているということではありますが、
むしろそれらを組み合わせて、これだけの作品を完成させる作者さんの技量の高さを感じました。