しにがみ

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しにがみさんのWebサイトhttp://www.geocities.jp/ruby_knights/

  • とつげき少女の恋戦記!へのコメント(2017年5月13日 12:02)

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    【見所・長所】
    ・グラはモングラ含め全てオリジナル。 フロントビュー戦闘とはいえ、キャラの感情がハッキリモンスター含めでるので見ていて面白い。(ダメージを受けて瀕死になったら変化する)
    ・シンボルエンカウントを採用している。ただし、シンボルエンカウントするギミックにも工夫がされている。(突然壁だった木が動き出すなど)
    ・その他、イベントアクションギミックで各話だれたり飽きがこないようにしている。
    ・アクションギミックは某玉虫シティの某組織アジトのオマージュなど懐かしいモノを思い出させるのがあった。
    ・脚本は短編式。タイトル通り恋愛モノだが、雰囲気とはうってかわって尖ってる要素一部有。

    【欠点】
    ・不健全要素がこれでもか!というほどでてくること。
    一部の話にだけならいざしらず、あの雰囲気で不健全要素乱発はくどいし、なにより時間の無駄。恋愛要素を入れるのなら健全ネタでも充分戦える。

    【総評】
    ゲームを楽しませる要素はステータス育成やアクションギミック等盛りだくさん。この作者さんならではの短編RPG。 ただし、不健全要素は控えめで正統派で勝負して欲しかった。

  • デンシャへのコメント(2016年1月 9日 10:25)

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    【長所】
    ・ギミック、表現の演出力。本作の大きな見所。
    ・ある一人の女性の人生を表題とあわせて魅せているところ。

    【短所】
    ・しかけの解き方がわからないと1時間どころか5時間かかる場合もあってだれる可能性がある。(攻略ページ推奨
    ・元ネタを調べないとわからないヒストリーがあり、考察ありきなところ

    【総評】
    本作品は「演出特価型」の作品です。ゲームというより映画作品ですね。
    なぜ81にすると白い世界になるのか等、そういう表現だったのか!と思うところが
    随所にあるのが本作品の見所です。

  • イニシエダンジョンへのコメント(2016年1月 4日 18:45)

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    【長所】
    ・ルールや説明書を読まなくても実際操作をしてみれば誰でも手軽に遊べること
    ・ハクスラに必要なテンポの良さ、爽快感があること
    ・レトロな雰囲気と作りで昔からのゲームファンも遊べること

    【短所】
    ・ブラウザゲームなのでオフラインで遊べないこと
    ・やることが基本決まりきっているので、遊び終わった後は何も残らないこと

    【総評】
    非常に大衆的なゲームで、誰でも気軽に遊べてやりこもうと思えば
    ガッツリやりこめるレトロ風ハクスラゲームなのが本作の良いところといえます。

    内容とは裏腹にオフラインで遊ぶことができないので、
    本作のオフライン用アプリ等がでてほしいところ。

  • ソーサリーペドファイルへのコメント(2016年1月 4日 18:33)

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    【長所】
    ・いわゆる「異世界転生系」のストーリー
    ・歌舞伎町のホスト「水樹」をはじめとした尖った現代登場人物を利用していること
    ・ゲームバランスがそこまで悪くないこと
    【短所】
    ・登場人物がすべてRTP素材なので登場人物に愛着がもてない。(特に水樹)
    ・王道をやりたいのかネタをやりたいのかちぐはぐなシナリオ
    ・既存作品を知らないと答えることができないプレイヤー無視の「勇者当てクイズ」

    【総評】
    全般的に中途半端さが感じられた。ラノベでよくある「異世界転生」の内容はともかく、
    登場人物がRTP素材で終わってしまうのは非常にもったいない。

    ラノベ的要素・雰囲気な作品なのでラノベ系の話が好きな人には
    プレイしても問題ないかもしれない。

  • エルディア大陸戦記1st~リタニア編へのコメント(2016年1月 3日 16:59)

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    【長所・見所】
    ・SRPGツクール95作品がまだそこまでなかった2000年でのオリジナルアニメ。
    ・主人公レミアの存在感があり、誰が看板であるかハッキリわかる。
    ・イベントスチルが多数設けられていること
    【短所】
    ・登場人物が主人公以外覚えられないこと。(つまり「レミアゲー」)
    ・この作品全般について「実質」未完結で終わったこと。

    【総評】
    短所で申したとおり、物語全体については実質「未完結」で終わって
    いるのでリタニア編のみの総評を。

    SRPGツクール95作品がまだ少ない2000年代当時のクオリティはお見事というべき
    作品でした。本作品はSRPGツクール95初期作品のパイオニアといえるでしょう。
    (あくまで当時でのことを配慮しての評価です)

    物語自体は良くも悪くも王道で、主人公が誰であるか
    ハッキリしている短編SRPG作品です。

  • LEVEL 9へのコメント(2016年1月 1日 21:27)

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    【長所・見所】
    1 システム関連周りが丁寧に作られており、READ MEをよまなくても直感的にプレイができる。
    この作者殿のゲーム全般にいえることだが、非常にシステム関連周りが丁寧に作られている。TIPSやヘルプをところどころに入れる親切さや、各ステージ事に「固有の特性」を持つ敵キャラを配置して、駄作アクションにありがちなマンネリを食い止めている。

    2 物語はシンプルでキャラ一点集中型。そのため改造人間である主人公ノインに感情移入がしやすい。
    主人公が改造型ヒロインとわかりやすい設定であり、感情移入もできる。デザインからしてもフラグシップキャラとしての役割も果たしている。

    【短所】
    1 短編であるため掘り下げられそうな物語がすぐに終わってしまう。 
    2 敵キャラのパターン、ギミックが少ないのでACTゲームとしては多少頭打ちをしている。
     (=新しい話やステージを作って拡張するのであれば一工夫が必要)

    1については、対抗馬となる改造人間キャラが黒幕ボスしかおらず、他の改造人間はいないため、物語が大きな盛り上がりもなく終わってしまうのも事実。これについては短編ACTゲームの宿命かもしれない。
    2についてはその際、登場人物においても掘り下げや追加も考慮する必要があるかもしれません。

    本作品は良くも悪くも「ノインゲー」なのである。

    【総評】
    アクションゲームの操作性+物語と世界観のわかりやすさ、作者殿のフラグシップキャラといえる「ノイン」がウリのアクションRPG。
    サクっとアクションゲームをやりたい、改造人間の純粋な女の子好きにはオススメ。

    前述したとおり現在リメイク版を制作中とのことで、短所がどれぐらい改善されて長所が引き延ばされるか、プレイヤーは期待しましょう。

  • カリスは影差す迷宮でへのコメント(2015年12月28日 23:30)

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    【長所】
    ・ダンジョン探索とADV(街中)パートを鍵や回復、日数の制約をうまく利用したゲームの絶妙なメリハリとバランス。
    ・時折発生するカリスと主人公が繰り出すシュールな会話
    【短所】
    ・物語の結末やプロセスが基本淡泊なのでハッピーエンドだったとしても「ゲームの達成感」というより「ゲームを消化した感」がでる。
    ・一部ダンジョンギミックで運が掛かっている箇所があり、攻略サイト無しだと詰まる可能性が大。

    【総評】
    多少行き詰まりやすい箇所があったり、物語重視ではないという短所もありますが、本作品は
    ・回復や日程等の制約を考慮して街と遺跡を行き来する絶妙なバランス
    ・時折発生するカリスと主人公が繰り出すシュール(?)な会話
    がウリな短編ゲームです。

    攻略サイトを参照して進んでいけば5、6時間程度で本編のエンディングをコンプすることができるので
    「とりあえず、さくっとやれる探索ゲーがやりたい」という方向けです。

    初見のスクリーンショットをみると「乳ゲー?」と勘違いしてしまう人はほとんどいますが、
    それに臆することなく、「機密任務」を受けてみてください。

  • 三億年帝国の夢(Version MV)へのコメント(2015年11月29日 17:13)

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    【長所】
    ・「男二人で放浪の旅」というフリーゲームでは中々見かけない洋画な雰囲気とBGMのセレクション。
    ・洋画風なだけに、メイン二人の台詞回しのセンスが良い。

    【短所】
    ・普通に進むと間違いなく詰んでしまうくらいゲームバランスが悪い。フリーバトルに依存しているも、一歩間違えるとフリーバトルの敵にすら虐殺される理不尽な難易度。それでいて爽快感がない。
    (宿屋に泊まるのも酷)

    ・世界観がわかりづらい。「魔物と人間が住む世界」なのはわかるが、肝心の細部が全て説明的すぎてよくわからない。独特な世界観なんだろうなというのは「なんとなくわかる」が、メインシナリオにちっとも関わっていないので理解が出来ない。

    ・短編だからか、ラストバトルも「え?こんなのがラスト?」というくらい、駆け足な展開。駆け足すぎて「あらすじ」しかたどっていないため、ラストのシーンも感動するかといわれたら「別に。」となってしまう。感動できなかった最大の理由としては
    「あらすじだけ追っているだけでプロセスが足りないから」に尽きます。
    (早い話「男二人が自分達のエゴで魔族(?)にケンカ売りに行って逃げて海を見る」あらすじで片づいてしまう)

    ・中盤からの固有キャラは正直「空気」としかいいようがないくらいの存在。(ラストボスの存在すら空気。)

    【総評】
    フリゲでは中々見ない洋画の世界観と台詞回しを味わえる雰囲気の作品。
    ちまたでは盲目的に絶賛されていますが、最終的な評価としては「そこまでは悪くないけど良いわけでもない非常に癖の強い」作品です。

    作者殿の「台詞回しのセンス」と「洋画風の世界観」は最大の長所でもあるので次回作を作るのであれば駆け足にせず、「あらすじ」ではなくもっと「プロセス」をしっかり練った脚本をみてみたいです。

    また「バトルシステム」は改善したほうがいいでしょう。

  • デュエリストでも恋がしたい!へのコメント(2015年11月15日 12:23)

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    【長所】
    ・完成されたカードゲームシステム。
    ・遊び方が長いだけの説明書・チュートリアルがなく猿でもわかること。

    【短所】
    ・ゲーム性は完成されているが、ストーリーは基本「ない」に等しい。
    ・固有キャラは登場せず、原則RTPキャラしかいない。
    ・デュエリストなのに大半の相手は魔物。

    【総評】
    ツクール200X作品ではかなりゲームシステムを工夫している作品。
    それでいて操作性もよく説明書を読まずに遊べるのが非常に大きい。
    戦略性もあるので純粋にカードゲームを遊びたい人にはお勧め。

    ただし、シナリオは「ない」に等しいのであしからず。

  • セブンスコートへのコメント(2015年11月15日 10:48)

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    【長所】
    ・物語の構成力、特に起承転結の「転」の構成が秀逸している。(それがしかも何度も来る)
    ・登場人物が人間味があり、共感が持てる。
    ・創作者であれば誰もが思ってしまう内容のストーリーをわずか3時間で楽しめてしかも密度が濃い。

    【短所】
    ・基本的に創作者向けの作品であるため、それ以外の方には共感できる部分が少ない。
    (ただし、そこまで致命的な短所ではない)

    【総評】
    結論から言うと傑作の部類に入る作品。
    某所の貴方が選ぶフリゲ2013の2位の内容に相応しい作品でした。
    (人気があるだけで面白くない「人気詐欺」ではない)

    特に創作者の方は一度やっておくと良いでしょう。この作品から考えさせられることも
    色々出てくると思います。

    (同作者関連作品のファンディスクでもあるようですが、その作品をやらなくても
    楽しめる内容なのでご心配なく。)

  • シアのしゅうかくアクションへのコメント(2015年11月 3日 11:31)

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    世界観については
    見てのとおり全年齢推奨で、ほっこりの一言。

    名作アクションゲームのアクション(ロックマン・ヨッシーアイランド等)
    をうまく取り入れてアクションゲームに必要な要素を無駄なく揃えています。

    やりこみ要素もあるので是非ともプレイする人はジョイパッドを握って
    挑戦して見て欲しい。

  • 180DAYSへのコメント(2015年11月 3日 11:27)

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    【長所】
    ・ゆるゆるな日常から100日前後、そして150日くらい以降の2段階ギアチェンジシナリオ。
    ・同性愛表現やR-18要素はあるけど、嫌悪感がでるようなモノではない。
    ・要所要所のピクチャや演出で作者殿の気合いが入っているのが見られる。

    【短所】
    ・物語及び登場人物が全般的に火力不足(悪くはないけど良くもない)のため、終盤が冷静に考えると盛り上がっていない。演出・雰囲気で終わっている。
    ・システムの都合上、いつでも買い物やレベル上げ、お金稼ぎの自由性がなく、つまってしまう可能性がある。(ただし、2週目以降の引き継ぎはある)


    【総評】
    全般的に見ればそこまで悪くはなく、そこそこまとまっていた作品ですが、
    じゃあ「他人にお勧めできるか?」と言われたら沈黙してしまう作品。
    原因はやはり物語の「火力不足」だったことに尽きる。


    物語途中、主人公がとある人物に恋心を抱くのだが、そのプロセスが甘い。

    ・なんでここまで仲良くなったのか?
    ・決して覆ることのない軋轢の中の葛藤はなかったの?
    ・そういった軋轢の中、いつの間にそこまでかけがえのない大事な人物になったの?

    そういう一番肝心なところがテロップ・ナレーション等で
    ハショられたり、みえてこない。

    プレイヤー視点からすると、感情移入も出来ないし
    終盤の展開でも冷静に見れば「はぁ・・・ そうですか」となってしまう。
    (これは同性愛ネタだろうと、純粋な男女の恋愛であってもケモノだろうと関係ない)

    そういった「プロセス」という火薬があって作者殿が
    やりたかったクライマックスシーンで美しい盛り上がりが見られたでしょう。

    システム周りに不備はとくに見受けられなかったので今度は是非とも
    火力たっぷりな人物の物語を作って欲しい。

  • ツギハギパズルスへのコメント(2015年11月 3日 11:19)

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    【長所】
    ・本編の物語は先の展開が気になり、ちりばめられていた伏線が終盤しっかりと回収している。
    ・ギャグのセンスが上手く、ギャグ話におけるオチの付け方が秀逸している。
    ・イベントスチルや演出を物語の最初から終わりまでふんだんに利用している。
    ・SRPGならではの「伏兵」「オリジナルアニメーション」「ユニットの差別化」をしっかり搭載。
    ・SRPGツクール95の制約の中、「不屈の信念」戦のような独特のバトルを作り、SRPGツクール95のツールそのものを使いこなしている。

    【短所】
    ・ツギハギキャラ達が物語序盤から最後まで結局「ツギハギキャラ」止まりで終わったこと。
    ・主人公「ライチェ」に対する「アンチキャラ」が不在でリーダーとしてのカリスマ性に疑問。
    ・主人公「ライチェ」ありきのゲームなので、ライチェなしでは物語が進めない。(準主役の存在が弱い)
    ・物語終盤で熱い展開があるが、上記3つの理由でカタルシスが半減しておりもったいない。
    ・「不屈の信念」と「チャイナ娘」の因果関係を初めとした、ツギハギキャラ達それぞれの問題と伏線が未消化で終わること。


    【総評】
    色々短所も書きましたが
    結論から言うと本作品は「良作」です。
    短所を上回る長所が随所にあるため、プレイしても損はない作品といえるでしょう。

    プレイ時間が長編故に長いのでじっくりとツギハギキャラと召還人物達の
    物語を楽しみましょう。

  • Margikarman ItoA(マージカルマン イトア)へのコメント(2015年8月20日 21:29)

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    【長所】
    死後の世界の創り具合とそれにマッチングするBGMのセレクション。
    開始1時間で某ペルソナシリーズを思い浮かべる人はたぶんいるだろう。
    武器のネームや技のネーム、エネミーネームなど世界観の統一性が
    はかられている。

    要するに「雰囲気」がよく作り込まれている。

    最初の頃は現代の人と話しかけることすらできないどころか、
    すり抜けてしまうという幽霊ならではの制約があるが、物語が進むに連れて
    知り合う仲間の能力によってできることが増えてくる。

    ADVパートとRPGパートをうまくメリハリをつけて
    プレイヤーの操作を飽きさせない丁寧な作りになっている。
    【短所】
    1:システム面
    途中 物理攻撃無効化にする技を使う敵がでてくるのだが
    これが非常に面倒くさい。プレイヤーは強制的に防御や防御無視技で
    数ターンやりくりしないといけなくなる。
    せめて半減化にするくらいにとどめておけばよかったのではないだろうか。
    ・・・と思いたいが、それを除けば基本アタッカーとデバフ担当で分けて
    サブイベントも全て消化しておけばさくさく進める大味バランスだから
    苦し紛れの手段だったのかもしれない。

    2:シナリオ全般
    シナリオの流れについては4話までがピークでそれ以降は
    ガクっと落ちる。居酒屋実況を初めとした駆け足プレイをしていると絵や雰囲気にとらわれて
    気づかないだろうが、キャラの掘り下げが深いと思わせて浅い。

    臓器移植者や蔵之助の因縁(?)ともいえる放火魔幽霊もなんというか
    「台本通りとりあえず狂気なキャラ演じてみました」というような
    とってつけた感があった。

    自分は「蔵之助」以外、名前を覚えることはできなかった・・・・。
    主人公、子供、主人公の彼女に至っては名前なんだったけ?という感じで
    覚えることはなかった。ふりがなが読めないからかもしれないが
    上記の3人、一言で片づけられるからか印象に残らない。

    葛藤しているようで葛藤していないし、単純に化け物になりそうだから
    ちょっと声をかけて戦って助かりましたという流れ作業であるためか
    キャラクターの心情に対するモノが薄い。言葉通り「魂が入っていない」感じがする。

    【総評】
    この作品はキャラクターの掘り下げが浅い(人間味がない)という細かい欠点は
    ありますが雰囲気と演出はトップクラスです。

    プレイ時間も5~6時間ほどあればクリアできるさくさく難易度で短編の
    作品ですので雰囲気に任せてプレイするといいでしょう。

    どちらかというと中高生向けの作品です。

    ラノベ化については脚本(特に登場人物の感情移入)を
    見直す必要があるでしょう。

  • Margikarman(マージカルマン)へのコメント(2015年8月20日 21:28)

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    死後の世界の創り具合とそれにマッチングするBGMのセレクション。
    開始1時間で某ペルソナシリーズを思い浮かべる人はたぶんいるだろう。
    武器のネームや技のネーム、エネミーネームなど世界観の統一性が
    はかられている。

    要するに「雰囲気」がよく作り込まれている。

    最初の頃は現代の人と話しかけることすらできないどころか、
    すり抜けてしまうという幽霊ならではの制約があるが、物語が進むに連れて
    知り合う仲間の能力によってできることが増えてくる。

    ADVパートとRPGパートをうまくメリハリをつけて
    プレイヤーの操作を飽きさせない丁寧な作りになっている。
    【短所】
    1:システム面
    途中 物理攻撃無効化にする技を使う敵がでてくるのだが
    これが非常に面倒くさい。プレイヤーは強制的に防御や防御無視技で
    数ターンやりくりしないといけなくなる。
    せめて半減化にするくらいにとどめておけばよかったのではないだろうか。
    ・・・と思いたいが、それを除けば基本アタッカーとデバフ担当で分けて
    サブイベントも全て消化しておけばさくさく進める大味バランスだから
    苦し紛れの手段だったのかもしれない。

    2:シナリオ全般
    シナリオの流れについては4話までがピークでそれ以降は
    ガクっと落ちる。居酒屋実況を初めとした駆け足プレイをしていると絵や雰囲気にとらわれて
    気づかないだろうが、キャラの掘り下げが深いと思わせて浅い。

    臓器移植者や蔵之助の因縁(?)ともいえる放火魔幽霊もなんというか
    「台本通りとりあえず狂気なキャラ演じてみました」というような
    とってつけた感があった。

    自分は「蔵之助」以外、名前を覚えることはできなかった・・・・。
    主人公、子供、主人公の彼女に至っては名前なんだったけ?という感じで
    覚えることはなかった。ふりがなが読めないからかもしれないが
    上記の3人、一言で片づけられるからか印象に残らない。

    葛藤しているようで葛藤していないし、単純に化け物になりそうだから
    ちょっと声をかけて戦って助かりましたという流れ作業であるためか
    キャラクターの心情に対するモノが薄い。言葉通り「魂が入っていない」感じがする。

    【総評】
    この作品はキャラクターの掘り下げが浅い(人間味がない)という細かい欠点は
    ありますが雰囲気と演出はトップクラスです。

    プレイ時間も5~6時間ほどあればクリアできるさくさく難易度で短編の
    作品ですので雰囲気に任せてプレイするといいでしょう。

    どちらかというと中高生向けの作品です。

    ラノベ化については脚本(特に登場人物の感情移入)を
    見直す必要があるでしょう。

  • 魔法少女へのコメント(2014年8月30日 15:41)

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    一言で言えば
    アニメ「魔法少女まどかマギカ」に対する
    アンチテーゼの作品です。
    内容は似ているようで異なります。

    良い点:
    ただの魔法少女変身萌え物?と思ったら
    人間関係で非常にドロドロした部分もあったり
    (女の子同士独特の)

    戦闘がよくある変身ヒロインの戦闘モノどころか
    リアルな戦場・戦争モノになっています。

    最初は魔法少女になれてやったー、かっこいーと思ってた子達が、
    腹を何度もバイオモンスターに殴られて戦いたくないと言い出す子がでてきたり、中にはその力で人殺し(禁じ手)をする子もいたり様々です。

    もし、自分が「とんでもない力」を手に入れたらこうするよねと
    いうリアリティー感があり、最後まで目が離せなくなります。

    作者さんは物書きとしての技術もあり、
    ひょっとして女性ですか?と言いたくなるような
    女性視点の作り方もしっかりできています。


    悪い点:
    SRPGツクール95の仕様なため、
    戦闘時間が非常に長く、中盤から魔物の巣や援軍が当たり前
    のようにでてきたりするのでプレイ時間が非常に長くなります。
    全部クリアするのに30時間~40時間は平気で
    かかります。

    シナリオ展開も良い点で述べたように中盤以降は
    1話クリアするだけで色々と展開が変わるので
    非常に疲れてきます。

    端的に言えば「疲れる」の一言です。
    パっと簡単にサクッとやりたい人には向きません。

    総評:
    今の時代、RPGツクールVXやAce、XP等の
    新世代のツクールがありますが、20年近く前になる
    ツールでこういう濃厚な作品をプレイし、
    「ツールが新しい古いは関係ない、面白いモノは面白い」
    というのを証明してくれる作品です。


    良くも悪くも非常に密度がある作品ですので、
    新規でプレイされる方は
    腰を据えて焦らずじっくりと1話ずつ
    リアリティーある魔法少女の世界を堪能してください。