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魔物が出没するようになり
魔王が復活したと噂されるようになったある日、
少女は 15年前の勇者が住む山小屋に行き 剣を突き付けた。
「あなたは勇者か」
聖剣に選ばれた人は魔王を倒す力を手に出来るという。
勇者を自称するレイディオと、ただついてくネイトが魔王討伐に向かう物語。
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約2時間くらいのRPGです。
色々あり魔王城までは聖剣を使わず店売りの武器で戦う事になります。
戦うのはレイディオのみで、ネイトは参加しません。
負けたらネイトが主人公を抱えて退却、ゲーム終了です。
戦闘は、敵に対抗した武器・装備を使う・戦闘方法を工夫するなどの要素が大きく、レベル上げに頼るタイプではありません。
シンボルエンカウントの上、いつでも逃走できるので準備を整えて倒していきましょう。
戦闘中「会話」コマンドでネイトからヒントをもらえます。
ゲームポイント
*短編RPG
*一本道でエンディング分岐なし
*クリア時間２時間
*戦闘はエンカウント
*レベル上げより対策と物資
最も注目してほしい点、力を入れた点
魔王城で色々びっくりしてほしい。
一枚絵の挿入イラストが所々ありますので是非。
更新履歴
1.00 2016/03/20 公開
1.01 2016/04/04 誤字修正、仲間不在時の会話を修正、NPC１人追加、おまけ部屋コメント追加
1.02 2016/04/10 挿入スチル縮小率の変更など変更/差替。仲間不在時の会話修正。
ピクチャ・ＢＧＭ以外のデータを非暗号化に。おまけ部屋コメント変更。
1.03 2016/05/19 デバック用コマンド消去。NPC2人追加。
［ユア・マイ・ヒーロー ～you are my hero～］の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- ロールプレイングゲーム
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
7
- 制作者
- 暗闇行灯
- 本体サイズ
- 78MB
- Version
- 1.03
- 最終更新日
- 2016年5月20日
- お気に入り
- 票1票
シナリオ・ストーリーに関して
ネイトの記憶がなぜ曖昧だったのかの明記がされておらず
ましてや魔王復活？の理由も明記されてない
作者の口から説明しないと分からない事が多すぎる等
いろいろと納得できない部分があるが
キャラクターの個性が強く、良い意味で入り込む事が出来た。
グラフィック
ドットやイラストは良く雰囲気は素晴らしかった。
カットインなど入れてもらえたらもっと良くなっていたと思う。
サウンド
オリジナル曲を入れたのは好評価。
もっと遊びを入れてもいいと思った。
システム
戦闘システムは至って普通。
敵が落とすアイテムの値段がインフレしすぎている。
またネイトが「武器を買ってやらなきゃな」と言っていたが
武器の種類がごくわずかなのが驚いた。
最終的に聖剣を扱うにしてももっと多くあっていいと思うし、ネタ武器なんかもあっていいと思う。
オリジナリティ
元勇者が参加せず、会話のみの相棒的ポジションになるのは良い点。
敵から逃げると倒せるのは笑った。あれは斬新でよかった。
宿に先に宿代を支払って、自由に動けるのもよかったが
それを利用したイベントがなかったのが残念。
総評
ハマれるかと言われたら微妙だが、ストーリーの筋は良く雰囲気は好まれるだろう。
だがやはり他のフリゲと比べると訂正すべき部分が多く見える分
もっと良くなれる、面白くなれる発展途上ゲームだと私は思った。
シナリオは所々に挟まれるギャグもさる事ながら、シナリオもとても重く、
それでいて最後はハッピーエンドな所が良かったです。個人的に最後の
レイディオとネイトのやり取りが気に入っています。また演出も力が入っていて
滅びたレイディオの故郷の幻、ラストバトルでの思わぬ協力者等びっくり
するようなシーンも。そして挿入イラストも本作の雰囲気に上手くあっていました。
システム面では、敵と向かい合うという戦闘画面は珍しいですが、
中身は基本システムと変わらない、短編ゆえに装備や技のバリュエーションも
多くない事もあって戦闘は単調気味。その上序盤は手練の筈なのに主人公が
弱い、敵に合わせた対処法を取らないと苦戦必至と敵の個性が逆に仇になっている様に
感じられました。
総評はシナリオや雰囲気は良いですが、戦闘面では少しハテナになる部分も
あってどっこいどっこいな印象のゲームでした。
短いながらもとても面白かった作品。
なにがいいってキャラクターや世界観がすごく作りこまれているなーといった印象。短編という通り２，３時間のゲームでしたが、登場キャラを好きになれました。
おまけで明かされる裏設定なんかも拝見してて面白かったですね。きっちり作りこまれている作品に巡り合えたのは本当によかったです。
途中で入る挿絵も個人的にはとてもよかった。登場キャラにぐっと思いを寄せることができました。
また、次回作があるのなら是非プレイしてみたいですね。