彼女の嘘の止まった世界のイメージ

彼女の嘘の止まった世界

ノベルゲーム ループ物

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総合得点
76.0
comment 45 (平均:4.1点)
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ゲームポイント

[彼女の嘘の止まった世界]の詳細

頒布形態
フリーウェア
カテゴリ
アドベンチャー・ノベル
年齢制限
全年齢
対応OS
Windows XP Vista 7
制作者
鈴木ゆうう
本体サイズ
55MB
Version
1.00
最終更新日
2012年10月15日
お気に入り
3

彼女の嘘の止まった世界のコメント一覧 (コメント数49)

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    良い作品でした。

    ゲーム説明文からは、ループものであり、繰り返す時間の謎を解くことができるのか、というところが売りであるように読めましたが、実際にやってみるとそういった要素よりも、主人公翔とヒロイン灯がおかしなループを抜け出そうとあれこれする中で二人の距離を縮めていくというような恋愛関係に焦点があるように感じました。これがとても良かったです。特に中盤の釣り堀のシーンが胸に突き刺さりました。俺が笑っているのは、隣にいる灯が笑っているから。こう言わせるまでの流れが良いですし、空気感が魅力的と思いました。BGMも良い感じで、なんか泣きそうでした。

    こうした恋愛描写について楽しむ分には優れた作品だなと思うのですが、反面ループものであることから期待されるSFや謎解きの要素は薄く、この点ではやや拍子抜けだったかなと感じます。ループの原因についてはいまいち説得力に欠けますし、ループから脱出する鍵も次第に明らかになっていくというよりは突然解決するという感じなので、サスペンスを期待すると肩透かしを食らいます。この辺はゲーム説明と違和があります。

    もう一つ、システムについてもやや不満です。セーブなどのボタンが小さすぎるのは何とかならなかったんでしょうか……。また、セーブ・ロードの画面においてデータの選択とそのプロテクトのクリック位置が直感と逆なことに困惑しました。

    グラフィックについては、かなりレベルが高いと思います。灯は可愛らしくて、シナリオと相乗して非常に魅力的です。他の登場人物もきれいで、しかも全画面表示でも粗くならない解像度です。最後に視点人物が変わって一枚絵がくる演出も良いですね。また、BGMの選曲についても文句ありません。

    最後の奇跡については、否定的な意見があるようですが私はありだと思います。SFを売りにした作品なら微妙かも知れませんが、本編でそれが主要なテーマではないことが分かりましたから。奇跡に頼ってもいいんじゃないでしょうか。サイトのあとがきを読んでその思いを強くしました。

    全体的に高水準な作品だと思うので、サムネイルの灯に惹かれた方はぜひプレイしてみてください。SF要素は薄いよとだけ注意しておきます。

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    シナリオ・ストーリー:
    SFゲームかと思ってプレーしたこともあり、シナリオ製作をナメているとしか思えない萌えラノベのようなストーリーにガッカリ。
    SFではなくSFっぽいただのラブコメで、一応あるSF描写は余りにも御粗末でありがちな内容

    ループものだが、主人公が些細なループに反応せず感情移入できない

    しかもとってつけたようなエピローグでそこまでの流れも台無し

    さすがに病気で瀕死だった父が千羽鶴を折って復活ってのは奇跡というにも陳腐すぎました
    ラストシーンがそんな父親のアヘ顔というのも悪趣味すぎます

    グラフィック:
    バツグンに綺麗。一枚絵がエンディングにしかないことが惜しい

    サウンド:
    フリー素材かもしれないが選曲はいい

    システム:
    かなりひどい。何せオプションがない・・・今時メッセージスピードすら選べないノベルゲーとは・・・

    オリジナリティ:
    ごくありふれた萌えラブコメ。SF要素もありがち

    総評(おもしろさ):
    賛否あるみたいだけど自分は否です

    そういえばヒロインは物語シリーズの仙石撫子に似てますね

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    ミステリアス青春物語。

    舞台設定の特性もあるが、メインキャラの魅力が高く、会話が楽しい。
    個人的には、是非とも別ルートが欲しかったところだがw

    結末に関しては賛否あるかもしれないが、一本道所以の宿命か。
    作者が描きたかった世界なのだから仕方ない。
    分岐で読み手に選択させるのであれば、ある程度緩和されるかと思うが主張がブレる。
    単純な良し悪しの話でもないだろう。
    でも分岐あればルート実装でふひひ…ゲフンゴフン!

    後、一本道所以に影響は無いに等しかったが、システム機能ボタン小さいのはパソスペのせいすか?w
    リプレイ性のある作品に適用するなら、もう少し大きめでないとプレイアビリティーにマイナスかも。

    総評として、キャラグラに惹かれ、暖かみのある不思議なお話が好きな方なら満足出来るでしょう。

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    このゲームの感想としてはストーリーはとてもよかった。7月21日から22日までの間の1日をずっとループする物語。要はSFものですね。そして最後の最後にちゃんとhappy endになるのもよかった。ただ、残念な点としては。イベントシーンにもっと力を入れて欲しかった。それが残念。それがあったらもっとよかった。

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    この作品は 面白いです。もう何度か再読してるのですが やはり面白いです。

    惹きつけられます。 キャラクター達が良いのでしょう。

    私は記憶能力が減衰してるので 毎回楽しく読むことが出来ます。(いいんだかわるいんだか^^;)
    今回も世界がああだと言うのは忘れてて あっ そうだったっけ?感がよかったです。


    どこまで読めばいいのでしょう。あそこまで? それとも あそこまで?
    それによって印象のかわる物語です。(個人個人の評価も色々ありそう)


    私は今までは のんべんだらりと感覚だけで読んでいたのですが 今回はすこし考えることがありました。

    それは ネタばれ含むので 作品ページのほうに書くことにします。よろしかったら本編読後に見てください。

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    『ループもの?   いえ・・・』

    惑わされてました。
    本編でループとかの言葉が出てくるので ついそれを意識してしまいますがそうではないですね。

    主題は 題名にあるように"止まった世界"です。(ループ感よりリセット感が強い)
    乖離ものの亜種と言う感じもします。(解離性同一性障害?)
    乖離してる場所がリアル世界ではなく彼女の意識(無意識?)の中の世界ということです。

    現実世界でのことから逃避して逃げ込んだ精神世界(?)
    最悪の時が訪れるのを回避してリセットする(ループ)  止まった世界。

    本能的にそのままではいけないという衝動が乖離を引き起こしたのです。
    乖離した人格が友達に憑依・・・いや憑依ではないか。
    自分が思い感じていた友人の理想系に固定された乖離人格。
    "止まった世界"で同時に共存できる乖離人格。

    最初の親友に模した乖離人格。"彼女"では解決できなかった。
    だから 新たな乖離人格が生まれたのでしょう。

    "彼"おそらく理想系の彼。(リアルの彼はどうなんだろう・・・)

    そして 彼の視点で "止まった世界"に入っていく。

    これが 物語 始めの 状況なのでしょう。(もちろん読者は知る由もなし)


    灯さんの世界。灯さんだけの世界なんです。

    そして終幕。 けっこう自身系の世界を終わらせるスタンダードな終わらせ方ですが、ストーリ力文章力構成力が高いので とても感動的です。


    問題はそのあと・・・  そのあとのストーリーは ほんと評価分かれると思う。
    ストーリー的には 前に出てきた"千羽鶴"の伏線を使用した物です。

    あれが無ければ物語の座りはとてもいいのです。(この題材にありがちなストーリーにはなりますが)

    あれがあると精神世界と現実世界の境が無くなって 不可思議系の物語になってしまいます・・・

    奇跡がどうの というより 世界的な違和感ですね。
    あっ すみません 不可思議系の話ではないと あの時点までは感動してたもので。


    悲しい結末は見たくない!と言う人には 救済のストーリーにはなりますが・・・

    あなたは どおいう終わり方がいいですか?

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    コメントを見る限り好評なのでプレイした感想
    シナリオ・・・わりとよくあるSF。宮口さんの言葉と美月の言葉でオチが早々に読めてしまった。また、ところどころ描写が浅いため物語に入り込みづらかった。
    グラフィック・・・好みによって評価がわかれる。個人的にはレベルが高い方だと思った。
    サウンド・・・シナリオよりもサウンドが雄弁に「ここは感動するとこ!」って語ってるような場面もあって、閉口する時もあった。
    システム・・・特になし。
    オリジナリティ・・・特に。
    総評
    もう少しキャラクターの性格やエピソードを盛り込んで、没入させてほしかった。味噌を入れ忘れた味噌汁みたいな、本当に淡白なお話に感じられた。

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シナリオの深さ。飽きずに長く遊べるようになっている工夫など。

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ゲーム画面の画質。演出の綺麗さ、キャラクター面の見栄えなどで判断。

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ゲームイメージにマッチしているか。ボイスありの場合はセリフが棒読みでないか。

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操作性やストレスなく遊べるか。レベルの高い技術を取り入れた作品かどうか。

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独創性があるか。斬新な演出や新たなジャンルの開拓など。

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熱中したか、ハマれるかどうかなどゲームとしての魅力。

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